今日はワタシの母の命日なんですわ真顔


母が突然、眠ったまま空に旅立ったのは

三年前になります。


当時、ワタシはシンガポールに住んでいて

年に一回、三月にだけ帰国していました。


亡くなる前に会えたのは3年前の三月。


高齢で、サポート付きの高齢者住宅に入居

していたのですが、亡くなる前日も普通に

話をしていて、頭もしっかりしていてよく

文句言ってて(いろんなところに文句言って

いました汗)、夜中にケアスタッフが巡回

したときは息をしていたようですが明け方

にはもう息してなかった、と。


その連絡を姉からもらったのは時差が1時間

あるシンガポールの朝5時過ぎ。

姉の電話の内容がちょっとよくわからない

と思いながら別室のダンナのもとに行った

ことは覚えています。


ムスメはちょうどシンガポールの高校で

期末テスト中。ムスメの高校はテストを欠席

すると成績がつかなくなるため、帰国させる

ことはできず…


当時小五のムスコとワタシだけで昼便の

飛行機を急いで手配するも、混乱していて

ネット予約するのにダブルブッキングして

しまいあせる


慌ててオーチャードのシンガポール航空の

窓口に走っていきました汗


確か、2時くらいの関空行き。

ムスメを連れて帰れないことが辛かった

けど、急いでチャンギ空港に向かったのに

なんと珍しいことに飛行機が遅延。

2時間待ってやっと機内に入れたのにまた

エンジントラブルとのことで降ろされて、

シンガポール航空から支給された食事、

お詫びのTWG紅茶をもらってひたすら離陸

を待ちました。


待つこと6時間、ようやく離陸。


今まで一時帰国したときにこんな遅延は

なかったのに、なんなんだよこんな時に

よりによってえーん


関空着は深夜1時。姉夫婦がずっと関空の

マクドで待っててくれて汗


小五のムスコが頼もしかった。


翌朝、息をしていない母と9ヶ月ぶりに

対面。


数日前にすっ転んだらしくて、顔にアザが

できてて、「あーぁ、こんなとこにアザ

なんか作って」と思ったな汗


死化粧で綺麗にしてもらって。


ほんと、よく寝てたな。


あれから三年、この世の中はコロナでこんな

に変わったよ、と知らせたい、そして

「あのとき眠ったまま逝けてよかったよ」

と言ってやりたい。


母は気管支に持病があったので。

コロナで面会謝絶になって、日本に居ても

会えないまま亡くなるより、まだよかった

かも、と、不謹慎ながら思ってます。

お葬式もちゃんと出来たしね。


今、海外に暮らす日本人の方たちはもう

これから航空券の予約もできなくなりました。


ワタシと同じ、か似たような状況の方々の

ことを考えると胸が痛みます。



もう…早くコロナ、無くなってほしいね汗




この景色を、母にも見せてやりたかったな。














最後までお読みいただき、ありがとうござい

ますニコ