ツバメ、かわいい…
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もうずいぶん前からFEMに来てくださっているお客様のことなのですが、
失敗したくないのに、
また、
気をつけたいと思っているのに、
自分でもびっくりするような失敗ばかりやらかしてしまう…と悩んでおられて、
「もしかして発達障害なのかな…。」と考えていらっしゃるらしい。
また、日常でなにか失敗した際、旦那様が助けてくれたりするわけですが、
怒られないこともあれば怒られてしまうこともあり、
もちろん怒られたくないから失敗なんかしたくないのは山々なんだけども、
気づくとうっかり、失敗してたりするわけで、
そうするとヒヤリとし、「あー、なんでこんなことを…」と自己嫌悪する。
ところで私、
子供のころにどーしてもバッグなどの持ち物をうっかりどこかに置いてきてしまう癖がありまして、
そのたびに子供ながらヒヤリとし、
また、大人たちからも怒られ、
「次はぜったいに無くさない」と決心するけどしばらくするとなくす…
という悪癖が長年治らなかったという苦い思い出があります。
もちろん失敗しなくなるのが1番なのはわかっているけど、
「無くしたくて無くしてるわけじゃないし、自分のものが無くなってるんだから誰よりも私自身が後悔してるよ」というどーしよーもない気持ちもあり、
どうしたらいいのかわからなかったな…
だから、
そういう、反省してないわけじゃなくて、自分でもやらかした時めちゃくちゃヒヤッとしてるけど、どーしてもやらかす…というつらさはわかるつもり。
このお客様は旦那様に「発達障害かも」とは言えないとおっしゃるので、
同じように身近な人に打ち明けにくいと感じている方も多いのではないでしょうか。
しかし、思うに、
旦那様に理解してもらうべきことは、
【自分が発達障害であるかもしれないこと】
では無いのです。
「発達障害なら仕方ないね」ということを理解してもらわないと解決しないのではなく、
【あなたの気持ち】を正しく理解してもらう必要があるのです。
たとえば、
自分でも気をつけたいのに、
どうしてもうっかり失敗してしまうし、
内心自分でもヒヤリとしているし自己嫌悪もすごい。
また、失敗したときに助けてもらってることにも申し訳なさや感謝を感じてるんだ…という気持ち。
このお客様は、
「楽しいことがあるとどうしてもそこに気持ちが持っていかれる…」と悩んでおられましたが、
まさにそういう自分の気持ちの流れだったりとかも相手に知ってもらうことが大事。
私はこの方をよく知っているので、
「楽しいことがあるとどうしても…」と言うのを聞いて、
「あー、いつもオープンマインドで好奇心旺盛だもんな。確かに、楽しいことがあるとそれに抗えるまい…笑」と、
思わず微笑ましくなってしまうような、
めちゃくちゃかわいいチャームポイントでもあると思うんですよ。
発達障害だから…と言われなくても、
こんな風に普段のキャラクターから納得できたりします。
そして、「助けてくれてありがとう」という気持ちが伝われば、身近な人ならわかってくれるのではないでしょうか。
瓏明