創造主との分離:最大の癒やしのために by エリザベス エイプリル | サハトホルな世界

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今なぜ地球に転生しているのか気づいた人たち向けに、海外の情報も合わせて発信しています。2年前から初めて山での暮らしについても時々お話します

 

 

アメリカの下院議会で

”アメリカ政府がチャイルドトラフィッキング

人身売買の仲介役”であると証言する

内部告白者が出てきました

 

動画と翻訳を貼り付けてみます

 

米国保健福祉省:HHS(US Department of Health and Human Services)の内部告発者タラ・リー・ロダスが、下院委員会で“アメリカ政府は児童売買の仲介者である”と証言

 

 

ロダス氏

“私の証言は、現在も行方不明になっている85,000人の難民の子どもたちの命を守るための行動を喚起することが目的です。今日でも、子どもたちが密輸業者や人身売買業者への借金の返済のために屠殺場や工場、レストランで夜勤勤務をしたり、児童売春をさせられています。今日も、子どもたちは虐待を受けているとホットラインに電話していることでしょう。

もう10年近く、身寄りのない子どもたちは人知れず苦しんでいます。

 

私は2021年、バイデン政権下でアメリカ南部国境の難民問題の力になろうと、志願してカリフォルニア州ロスアンジェルス近くにあるパモナ市の緊急移民収容所に派遣されました。そこで、HHS(保健福祉省)に属するORR(難民の定住支援組織)が米国内のスポンサーに子どもたちを引き渡す手助けをしました。

私は子どもたちを愛ある家庭へ送り出す手助けをするつもりでした。

 

が、実際には子どもたちが“巧妙なネットワーク”を通じて人身売買されている実態を知りました。その“ネットワーク”が子どもたちを祖国で集め、アメリカ国境に移動させ、そこでORR(保健福祉省の難民定住支援組織)がその子どもたちを引き取り手のスポンサーへつなぎます。しかしスポンサーの中には国際的な人身売買を運営する犯罪組織やそのメンバー、子どもを搾取して商売をし利権を得ようとする人や組織も含まれます。非常に大規模な児童の人身売買が行われているのを目撃したわけです。

 

米国政府が意図的に加担しているのかは議論の余地がありますが、実際に米国政府は、数十億ドル(数千億円)規模で運営されている巨大で悪徳な児童売買オペレーション、子どもたちの命と引き換えに金儲けをするシステムの仲介者をしてきたのです。

 

私の関心は子どもたちの安全です。これは政治的な問題というより人道的な問題だと考えます。子どもたちを守りたいという、人道的で最高最善の意図で証言していると断言します。

 

私が実際に目撃したことをお話したいと思います。

パモナ市の難民施設には、マヤ方言を話すグアテマラの先住民の子どもたちがいました。彼らはスペイン語も英語も話せないので助けも求められないまま、悪質なスポンサーに囚われていました。私はケースマネージャーと一緒に、その子どもたちがアメリカに入国するまでの恐ろしい経験を泣きながら話すのを聞きました。

 

ほかに、何十人もの身寄りのない未成年の子どもたちをアパートに住まわせているスポンサーや、複数の難民施設から何人もの子どもを引き取ろうとしているスポンサー、複数の住所を使って別のスポンサーを名乗り、子どもたちを受け入れようとしているスポンサーを発見しました。子どもたちが、自分はそのスポンサーに借金を負っていて、完済するまで逃げ出せないと知って囚われているケースも数多くありました。

 

我々は、子どもたちにを酷い奴隷労働環境に陥れていると気づきました。アメリカンドリームどころではありません。これは非常に恐ろしい発見でした。この子どもたちは、法執行機関へのアクセスもなく、人間としての権利も知らないまま囚われの身となり、搾取され、虐待され、放置されています。それを知って私は2021年に内部告発をしました。

 

子どもたちの恐怖体験や、人身売買と搾取を目の当たりにしたことは私の人生を変えました。

私は希望を持っています。皆さんがこの子どもたちを救い守るために、行動を起こしてくれると期待しています。

では何を提案できるのかと訊かれたら、まず第一にHHS(米国保健福祉省)が難民の子どもたちのスポンサーの管理監督をすることだと考えます。スポンサーの管理監督、スポンサーについての情報開示と責任を徹底することです。

 

もし魔法の杖が使えるなら、連邦政府検査官(IG)コミュニティの専門家がすぐに解決してくれるでしょう。

パンデミック救済のための資金が不正に利用されたことを調査しているPACEと呼ばれる組織がありますが、もしPACEのデータアナリストがHHS(米国保健福祉省)難民児童スポンサーのデータにアクセスできれば、子どもたちを救出し、犯罪者を起訴することができると私は信じています。そのデータで、子どもたちがどこで誰のもとにいるのかわかるはずです。

 

また、安全よりもスピードを優先する難民スポンサーの審査プロセスを見直し、犯罪捜査やデータ分析、不正検査などのバックグラウンドをもつケースマネージャーを配置する必要があります。そして、責任あるスポンサーが厳選され、難民受け入れ後はORR(難民の定住支援組織)への報告を義務付けるよう、システムが再考されるべきです。

 

最後に、内部告発者に対する報復をやめてください。

子どもたちを救うため真実を伝えようとする人たちに対する報復をやめてください。

“賢者は苦言に耳を傾けるが、愚か者は愚行を続ける”と諺にあるように、HHS(米国保健福祉省)はこの苦言を聞き入れるべきです。