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抱っこ、おっぱい、布おむつ。

姫川裕里さんの対面抱っこに出会ってから、次女のアレルギーが消えた。
自分の食生活までかえてしまったおっぱい育児。
経皮毒が嫌で始めた布おむつ‥時々おむつなし育児。
「笑って暮らす」を目標に、日々色んな欲と戦うまだまだ未熟な私、エナハハの育児日記です。

これが実家から車で10分の場所で行われるので実家に帰省していたのですー。


味噌は家でつけられるけど、参加したかったわけ。


・いつもいただいていてとてもおいしい「やさか」さんの味噌。その方から直々に講習していただけるから。


・お漬物やエンバランス、コーボンの生産者さんが来られて、物品の販売や説明があり、お漬物の漬け方などを教えてもらえるから


・みんなでわいわい作れるから


・安くこうじなどが購入できるから


しかもこの日は長女の誕生日で、4歳記念味噌になった。


同じテーブルになった、私よりベテランのお母さんと中学生のお姉さんもとってもいい方で、子どものこともみてくれて、本当に楽しくできた。


すっかり写真を撮るのを忘れたが、こうじと塩を混ぜる工程、そこに料理用コーボンとつぶした大豆を混ぜる工程は次女も参戦。


雑菌が心配な結果となったけど。


いっぱいこぼれてしまったし。


大豆をつぶしたり、上記のものをお団子にして容器に入れる工程は長女が随分やってくれた。


私は次女を追いかけている方が多かったかもしれない。


作業しながらたくさんの生産者さんが手伝ってくださり、味噌作りのコツとかいろんなことを聞きながらできた。


もうほんと、いつも思うけど、いい方ばっかりだ。


こんないい方が作る漬物や味噌がおいしくないわけがないわ。


子ども達も甘えていたし、楽しんでいた。


お昼はごはんにお味噌汁にお肉、お魚を調理したもの、お漬物など、オルター仕様の安心な昼食が出てきて、お汁は長女がおかわり。


お漬物も私の分を結構とっていた。


いつもカタログでみているものが試食でまわってきて、おいしくいただいた。


京都は雪がすごかったらしいが、大阪は晴れていて終わってから施設内の図書館で絵本を読んだ後、公園でも遊んだ。


次女は講習会中のお昼にもお昼寝していたが、帰りの車でもぐっすり。


長女もさすがに帰りは休んでいた。



ハッピーバースデー。


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結局翌朝開封することになったけど、ばあばからの誕生日プレゼントは、ずっとずっと欲しがっていたおしゃれドレッサーセット。


ずっとずっと京都のショップで言っていて、大阪のショップでちゃんとこれをさっさと店に入って店の人に指示していた長女。


それだけあって、毎日きちんと片付けるし、毎朝このドレッサーの前で身だしなみを整えている。


真似する次女が萌え~、だ。

「教育基本条例」の学習会の翌日、大阪の実家で朝を迎えた私たち。


長女は私と次女よりも早く目を覚まし、私の母親であるばあばとるんるんで朝ごはんを食べる。


この日は「玉造」という駅近くで母親は会議に出る仕事のため、早めに家を出ると言っていた。


言っていたなぁとのんきに思い出しながら私が目覚めた頃、母親が「連れていくでー」と長女と家を出ていった。


母親も子連れの学習会参加や会議出席は何年ぶりだろうなぁ。


今はすっかり「えらいさん」になってしまって、会の司会やなんやらしているが。



で、のんびり次女と起きた私は家事に追われることもなく、次女との時間だけを堪能し、昼前に暇過ぎて、家を出た。


長女とばあばが歩いたであろう駅までの道のりを私と次女も歩く。


短縮のために通った公園だったが、逆に時間がかかった。


まぁ予想はしていたけれど、鳩を追いかけ、滑り台をすべり、ブランコに乗り、犬に話しかけ。


時間はたっぷりあったので次女のすきなようにさせてあげられた。


次女が時間を計算したかのように、到着したら会議が終わったところだった。


玉造でランチを食べ、一緒にみんなでまた電車に乗って、とぼとぼ帰ったあと、お昼寝し、今度はまた仕事に出かけたばあばとバイバイして私の弟の家に遊びに行ったのだけど。




ばあばと出席した会議で長女を見るなり、ごそごそとご自分のカバンをあさり、何か取り出して長女に渡したおばちゃんがいたらしい。


どこの子なのか確認することもせず、とにかくそこに子どもがおったから。


母親は飴ちゃんでも出すのかと思ったらしいが。


長女がいただいたものは、福島県限定のご当地キティちゃんのストラップだった。


きっと福島に支援に行かれて、そのときにたくさん購入してきたのだろう。


長女のカバンに大切に入っているキティちゃん。


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長女はなにかわからず、ただかわいいから持っているキティちゃん。


いつかきちんと説明するときがくるのだろう。


それにしても、やっぱ大阪のおばちゃんやな。


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バレンタイン事件(笑)の翌日、結局持っていけなかった手作りカップケーキたちを友人宅の約束の場所に置いて、そのまま私と子どもたちは大阪へ。


18日に私の実家近くで用があり、前日入りする予定だったが、この学習会を母親から聞き、帰省を早めた。


大阪の橋下市長が訴える「教育基本条例案」や「職員基本条例案」、そして「大阪都構想」。


「大阪再生」を期待して、何かやってくれそうな彼に票を入れた人が多かったという結果だったが、上記の案や構想の内容を知る人はかなり少ないはずだ。


内容を知らされずに選挙に入ったし、橋下氏本人さえも都構想についてはわかっていない。


とにかく、大阪府民は上記の案や「独裁」に賛成したのではないのは確かだ。


でもすごい勢いでこの条例案を制定しようと動いている。


私は大阪の知事選挙と市長選挙の結果を見て、恐怖を感じた。


この「維新の会」を必ず全国に広めようとしているに決まっているからだ。


どれだけひどい条例案か。


どれだけ子どもたちにとって悪いことだらけなのか。


一人でも多くの方に知って欲しい。


でもまず自分が説明できるほど知りたい。


そんな思いでこの会に参加した。



小さな学習会で、ホールには50人程度の大人が集まった。


私の母親が孫を抱きながら司会をしてくれたおかげでなかなか集中して話が聞けた。



条例案の重大な問題点は、


○政治が教育に介入する点

絶対にあってはならないことで、戦前の教育との原理的転換をまったく無視している。

例えば、知事のいいなりにならない教育委員をやめさせることができること、府立高校の目標を知事が府教委と協議して決めること、教員は教育委員会の決定、校長の職務命令に従うとともに校長の運営指針にも服さなければならないことなど。


○子ども達に対するいっそうの競争強化

・学力テストの結果をホームページで公開

・通学区域の撤廃

『イギリスでは』5人に一人が自国の位置を地図でさせない→地理はテスト教科ではないため。

『アメリカでは』教師によるカンニング事件が横行→生徒の成績が上がれば教師の待遇が上がるため、カンニングを生徒に勧める教師、答えを教える教師が増加。

学校を自由選択制にしている東京では、一人も入学しない学校も出ている。

上記の学校に通う2~6年生の気持ちを考えると胸が痛い。


○問答無用で教育破壊をすすめるための「職員基本条例」

この条例が強行されると、校長は「子どもの成長・発達」よりも「知事や教育委員会が決めた目標に従う」ことを強要される。

知事や府議会多数党のいいなりにならない職員は首切りすることを明言しているのだ。

結局犠牲になるのは子どもである。


○父母にものを言わせなくする

父母が学校や教育に対して要求する権利を奪う。


○2条例案は一体。子どもと府民の願い届かぬ学校に。

かつて革新府政の時代には大阪府の教育予算は付予算全体の30パーセントを超えていた。ところが橋下前知事はこれを切り下げ続け、いまや17パーセントと過去最低に。

2条例案は、教員が「そんな府の施策は困る」と声をあげたら「首を切るぞ」と脅し、父母が同様の声をあげたら「社会通念上不当な態度」として退ける条例




あまりにも簡単すぎるが、学習会の資料も参考にしてかなりまとめてみた。


去年、せっかく採用試験に合格してこの4月から新規採用者として学校現場に立つはずの方たちがなんと280人以上も辞退しているというのだ。


どんな思いで、これまでがんばってきたのだろう。

そしてどんな思いでこれを蹴る選択をされたのだろう。

教員不足が深刻になるのではないだろうか。74歳の講師が働いていると聞く。


子ども達をしめつけて、部活動をなくして勉強させたら、学校の窓ガラスが割れるのです。


京都でも、教員の評価が待遇に反映するようになったとかちゃんとわかってない私は問題だが(汗)、聞いた。

そうすると、「待つ」指導ができなくなりそうで、こわい。

待つ、見守ることって、子どもにとってとても大切だと思っている。

難しいし、周りの先生方の協力も必要。

でも、私が今まで出会ってきた現場の先生方って、それができる先生方ばかり。

チームワークがとてもよくって、こどもを愛していて。

先生同士も心配しあって、助け合って。


そうしないと子どもに教育なんてえらいこと、できない。


こんな条例案、絶対に通してはならない。