9時少し前に担当になる女性が部屋に来られました。
丁寧に挨拶をされて名刺をいただきました。
まずは喪主の確認。
「私がやります」と言い、名前の確認、続柄の確認がされました。
それからまた宗派、お寺の名前、を再度確認されました。
私からは、
お寺に通夜・葬儀の日時の了解が取れたこと、
枕経は11時に来ていただくことになりました、
とお伝えしました。
特養で迎えの方にお渡しした死亡診断書をファイルから出されて、これから死亡届(死亡診断書と死亡届は1枚の紙になっています)を私が代筆いたしますので一緒に確認をお願いしますと言われて死亡届を書き始めた時私のスマホに着信が•••
特養からでした。
ちょっと失礼しますと言って電話に出ると、先ほど涙で見送ってくれた前担当介護士さんからでした。
「大変申し訳ありません。こちらの確認不足で死亡診断書の原本をお渡ししなければならないところ、コピーをお渡ししてしまいました。すぐに私か〇〇のどちらかがお届けします。申し訳ありませんでした」とのこと。ええーっ!
葬儀社の担当者にすぐにお伝えすると「えっ?」と言って死亡診断書を確認され「あ•••ほんとですね。コピーですね。こちらも気が付かなくて申し訳ありません」と謝られました。
特養で死亡診断書を確認した葬儀社の男性も気づかなかったんですね。
死亡診断書とか20年以上振りに見たので、もちろん私も気づくはずもなく•••
では死亡届は後ほどにして•••と費用の説明、決め事の方へ。
遺影用のお写真はいつ頃になりそうですか?とまた聞かれたので、妹が持参しますので遅くてもお昼までにはお渡しできると思いますと伝えました。
間に合いますか?と聞いたら「努力します!」とのこと。やばーい!大丈夫?
男性にさらっと説明された祭壇について改めて説明がありました。
この担当女性の説明はとてもわかりやすく、朝の男性の説明では「一般葬会場の利用」が安く、「家族葬会場の利用」は高額になりそうだったので「家族葬」はやめようと思っていましたが、会員専用祭壇は「一般葬会場」でしか使えないが、それに拘らなければ同じ金額でできることがわかり、会員専用祭壇は選ばないので「家族葬」でやることにしました。
家族葬会場は一般葬会場建物の隣にあり、まだ新しくきれいなこと、通夜から出棺まで場所移動せずに居られるのが魅力です。(過去に伯父、伯母の葬儀で行ったことがあります)
祭壇
まずは祭壇を決めました。
金額は上を見たらキリがない感じです。
最も安い(と言っても私にしたら高い)洋風のお花をメインにしたとてもシンプルなものに決めました。(実際一番人気です、と言われました)
母が会員で積み立てしていたので(満期金24万円)祭壇の費用から30万円の割引きがありました。(実際いくらになったか金額の記載は控えます)
そしてこの祭壇の費用の中にセットされている様々なものについて、ここから更に決め事が続きます。
会場使用料
これは母が会員だったので30%オフになりました
安置室使用料
特養への迎えの寝台車(バス型)の費用
霊柩車のタイプと費用
黒いリムジン型、宮型(昔からある金ピカのタイプ)のどちらか。
黒のリムジン型にしました。
祭壇にセットされている「霊柩車用金額」を差し引いて差額を負担します。
棺
棺は昔ながらの白木のものから布張りのものまで色々とありましたが、今は布張りを選ぶ方が多いとのこと。
地模様も色々あり、色も真っ白、グレー、ピンクと様々。
でも母が好きそうな花柄に決めました。
(こちらはパンフレットの写真)
中で最後に掛ける布・骨壷の箱にかぶせるカバーもお揃いの生地・柄でした。
選択肢が多くて迷い、妹にLINEで写真を送ったりしながら、相談していましたが、新幹線に乗っていてつながりにくかったりしたので途中から「お姉ちゃんが好きにしてくれていいよ」となり、ここからひとりで決定していくことに•••
このあたりから記憶が曖昧で話した順番がどうだったか?細かいことは忘れてしまいました。順不同で書きます。
湯灌をするか
父の時は母が「やらなくてもいいんじゃない?」ってことでやらなかったけど、今回はやってあげたかったのでお願いしました。
これも会員割引がありました。
会葬礼状の文章
昔ながらの簡潔な文章か、母の人となりや家族との思い出を綴った文章(これは私たちが話をしてライターが執筆するらしい)にするか。
名前は喪主だけにするか、妹の名前も入れるか。
昔からのタイプにして、妹の名前も入れることにした。
会葬礼状の数量
身内だけなので20枚お願いした。
父の時を思うと160枚くらい少ない。
会葬礼状に付ける品
コーヒーのセットにした。
火葬場への車の手配
ジャンボタクシー、スーパージャンボタクシー、マイクロバス、から選択。
ゆったり乗りたいのでマイクロバスに(定員24名)行きは霊柩車に乗る私と妹も帰りはバスに乗ります。
仏壇の有無
ある。
墓地の有無
ある。
分骨するか、しないか
しない。
ペースメーカーが入っているか
入ってない。
新聞のお悔やみ欄に載せるか
載せない。
通夜食
10人前1セット、ハーフ(5人前)1セットから自由に選択。組み合わせも可。
15人分頼みました。
当日に初七日法要まで済ませるか?
父の時にそれをして初七日後に会食になって長時間になったのと、私も妹も地元で遠くに帰るわけではないので初七日は本来の日にしてもらうことにしました。
高齢の叔父たちに長時間付き合ってもらうのは酷だと思う。
火葬場での待ち時間をどうするか
帰ってからの会食をしないので、お弁当を配ることにしました。
弁当は3,500円、4,000円、5,000円から選択。
4,000円を選びました。
こういうとこ日本人だよね(笑)
数は通夜の時までに決める。
映像演出がセットにある。やるか、やらないか
やる場合写真が10枚程度必要。
やらない時は果物かご、又は花束、のどちらかに変更できる。果物かご、花束はどちらも祭壇のそばに飾るそうです。
私は花束を選択。
写真10枚もすぐに用意できないもん。
元々祭壇に果物あったし。
記念撮影の有無
父の時は本家の伯父の鶴の一声でやりましたが、今回はやらないことにしました。
お葬式の記念写真なんてね•••
お香典の即日返しをするか
やらないことにしました。
四十九日法要を待ってやります。
予定していない人が弔問に来られた場合、お香典を受けていいかどうか
誰も来ないとは思うけど•••受けてもらってOK
お見送り花(オプション)
(こちらはパンフレットの写真)
棺を囲むように周りを花で飾ります
白・黄・青・ピンク・紫の中から、華やかに明るくしてあげたかったのでピンクの色を選びました。
実際、思った以上に華やかになり、お願いしてよかったと思いました。
参列してくれた従妹たちにも評判が良かったです。
柩装花(きゅうそうか)(オプション)
(こちらもパンフレットの写真)
通夜・葬儀の間、棺の安置された蓋の上に置かれる飾りです。
実際の写真はこれ
3つに分かれるようになっていました。
これは最後に棺に入れます
カサブランカ、胡蝶蘭など真っ白の花々で作られています
カサブランカがいい香りでした
これも必ずしも無くても良いものだったけど、祭壇を安くした分お花はケチりたくなかったので、迷わずお願いしました。
お寺へのお布施
宗派によっても違いがあるようで、浄土真宗の表が渡されて説明受けました。
これは本当に助かりました。
父の時は「お気持ちで•••」と言われ今のようにすぐスマホで検索したりできるわけでもなく、かなり迷ったんです。
枕経、通夜、葬儀、とそれぞれのお車代、
還骨の儀、初七日、とそれぞれのお車代、
の袋も印刷して作ってくださってて、これはかなり助かりました。
お渡しするタイミングも担当者の方が声掛けしてくださったのでこれも迷わずにすみました。
法名(戒名)について
浄土真宗の法名は【釋〇〇】というのが基本ですが、〇〇院などを付けるのを希望しますか?と聞かれました。
基本の法名を希望します、と伝えました。
基本法名だと御礼は不要とのこと。
通夜の後部屋に泊まるが、翌朝の朝食を頼むかどうか
5人分依頼。
私、妹、姪の3人が泊まり
夫と息子が朝ご飯を食べに来ました。
感謝の手紙
家族がそれぞれ母に手紙を書き、専用の袋に入れて棺に入れるらしいのですが、書いてる暇もないしこれもタダじゃないし•••
やらないことにしました。
別に書きたかったら普通に書いて入れたらよくないですか?
他にまだ何かあったかな•••?
まじで決め事が多いです。
疲れました•••