通夜の1時間半前、家族葬専用の建物の方へ移動しました。


担当の方がこられ
「これから家族葬の方の建物にご案内します」と言われ、その方について行きました。

以前に伯母、伯父の時に来たことのある部屋でした。



妹が到着してすぐに母の遺影用の写真を渡したのですが、その時に
⚫︎着ているものはどうしますか?
⚫︎背景はどうしますか?
⚫︎額はどれにしますか?
を聞かれたんですけど、まあ、おどろくくらい沢山の選択肢があってびっくり。

例えば着る物だったら、着物(喪服っぽいのから訪問着っぽいのまで)洋服(スーツからカジュアルなもの、ドレスまで!)
背景も無地、ボカシ入り、風景、花柄、などなど•••
額も白い物、黒い物、木目っぽいのから金属的なものまで

母は写真の服装のままでやってもらうことにして、背景は青空に満開の桜が咲いているものにしました。使った写真がちょうどお花見した時のものだったので。

認知症になってから顔つきも変わってしまって、最後は痩せてしまったので、10年以上前のものでしたが、元気だった頃の皆んなのイメージに近い写真を選んだんです。

部屋に入ったら母の遺影が飾ってあって、とても良い感じに仕上がっていたので、
「この写真にしてやっぱりよかったね」と妹と話しました。



会場のイメージとしてはこんな感じ

(実際に母の通夜・葬儀で使った部屋とは違います)


この会場に続いて2部屋が続いています。
(こちらもイメージです)


他にお寺様が使うお部屋と、トイレ2つ、洗面所、お風呂、ミニキッチン、リラックスルームがありました。

これから翌日の葬儀後の出棺までこの部屋で過ごします。


祭壇の前に安置された母を見ると、オプションでつけたピンクの花々に囲まれてすごく可愛くなってる💕 うん、やっぱりこれお願いして良かったね、と妹とも話しました。私の自己満足なんですけどね



ここで息子が到着。
「湯灌に出たかったけど、間に合わなかったー」と残念がってました。

おばあちゃん、湯灌で口も閉じてもらって笑ってるような顔になってるから会ってみて、と言って息子を母の側に行かせる。


息子、母の顔をのぞき込んだ途端、
「ウッ!」と口元をおさえた。
一気に涙が出てきたようで、私もびっくり。

息子「特養で会ったときはまだ実感がなかったのかもしれん。今ばあちゃんの顔を見たら突然泣けてきたわ」

そうなんだ。
息子は初孫でとても可愛がってもらったもんね。
泣いてくれてばあちゃんも喜んでくれてるよ。




通夜1時間前になると参列してくれる親戚が到着し始めました。