【車の中の出産 その3】
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続き
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出産終了
私はというと 正直
赤ちゃんの心配より←
痛みからの開放感に浸りました
ああ 痛かった![]()
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後ろを振り向く余裕がなく
が
赤ちゃんの産声がない…?
この間1分と無かったと思います
ちょっとまずいのでは
と思った矢先に
赤ちゃん
あ この世に出てきた?的な
間があってからの
ふぇー
と弱々しい声
ここで初めて
本当の安堵感が湧き上がりました
あ 大丈夫だ
と思ったこと
何の根拠もなく
赤ちゃんのこと
自分のこと
もう何の心配ないと
勝手に思ったこと
これらの事は今でも鮮明に覚えてます
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思えば
1歳の子をずっと抱っこしながら
奔走していた夫も
大変だったはずですが
夫&長女のことは何も考えてなかったです![]()
なんか失礼なくらい
何も考えてなかった…←
まだこの時点では赤ちゃん見てなくて
その後すぐ病院の先生が車に到着したのでした
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車内見て
産まれちゃったのね!![]()
と慌てふためく先生
続けて車椅子持ってきた看護婦さんに
産まれてるよ!
と外に叫び
その後はバタバタと
道具を取りに行き戻ると
臍の緒を処理
先に赤ちゃん連れてかれ
私はそのままふらふらと
車椅子に乗って診察室で後処理を
夫はようやく車を駐車場に
置きに行きました
1歳の長女かかえながら
夫も頑張りました![]()
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ちなみに
夫との後日談で
車を病院前に止めた時
向かいが警察で
警官が大声で
そこ止めちゃダメだよ!
と叫んできました
当の夫は
赤ちゃん出かけてる私を見てるから
咄嗟に
産まれそうなんだよ!
と言い返してたのも
よく覚えてます
大通り沿いの病院でしたので
深夜だからそこまでの人通りは
無かったけど
通行人がすごい見てたとか(車を)
その上
あの状態で車椅子持ってきてたけど
車椅子はさすがに無理でしたね![]()
エレベーター内で産まなくて良かった!
と勝手に思ってますが
そんな凄惨な出産現場になった車内ですが
出血は意外と少なめだったようで
敷いてたクッション1枚処分くらいで
済んだそう
私が履いてた下着とパンツは
さすがに血だらけで捨てたそうです
そんな最中で産まれた次女ですが
産まれてすぐに
カップホルダーに頭ぶつけてましたが
成長するうちに石頭と判明
ミラクルでした![]()
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補足ですが
このように出産した場合
やはりリスクはあるそうで
大出血を起こす事もあるそう
先生からちょっぴり怒られました
先生も初めての経験だったとか
そして
分娩名?も
落下分娩
と名がつくそうです![]()
たしかに落下だわ
と妙に納得したりして
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その後の発育も順調
今では
家族共有の笑い話です![]()
そしてこの経験で
何とかなるもんだ
と感じたものでした
色々な人のおかげですね
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私の出産時は
3人とも夫がいる時に始まりました
特に立ち合いも私は望んでないのにです
全員立ち合えるって
結構ラッキーな方ではないかと
私は思ってるのですが
きっと子供たち
ママ1人じゃ危ない!
とか心配してたのかも![]()
それも不思議な話![]()
おしまい
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