今日は英国議会の開会と言うことでクイーンが挨拶をするためパーラメント(国会議事堂・ビックベンのところ)を訪れました。

なかなか華やかで楽しかったのでちょっと紹介しようとおもいます。
 
パーラメントの前は衛兵がガードしています。    ↑クイーン到着

何頭もの騎馬隊を引き連れて到着したエリザベス女王とエジンバラ公です。
白いローブが素敵ですが、これからさらに控えの間で公式行事用の正式なクラウン(王冠)とローブにおめしかえをします。

↑女王のおいでを待つHouse of Lords(上院=貴族院)の皆さん
 (こちらはシートが赤色です)中央の金色の王座にクイーンが座ります。

↑こちらはHouse of Commons(下院)良くニュースで映るのはこちらです。シートは緑色です。
 
クイーンが席に着くと黒い杖を持ったメッセンジャーが下院のところへクイーンの到着を知らせに行きます。
この黒い杖でドアをコンコンコンとノックすると下院の中へ入れてもらえて
それから下院の人たちは上院のクイーンのいるところまでスピーチを聞きに歩いていきます。


みんな揃ったらいよいよクイーンのスピーチです。
IDカードのことやテロ対策のことなど話していたようですが詳しくはわかりません・・・なにせ英語は苦手なもので・・・。

↑あっブレア首相もちゃんといますね。

スピーチが終わればクイーンはまた馬車に乗ってバッキンガムパレスまで帰っていきます。

面白いのは式典に使われたクラウンやその他の宝飾品が帰っていくところ。
 
クイーンとは別の馬車で豪華なクラウンもロンドン塔のジュエルタワーへ帰って行きます。
馬車からクラウンが見えているのが、なんとも優雅ですごいですね~。

そんなかんじで議会の開幕もなんだかとっても華やかなイギリスでした。

ちなみにパーラメントは夏季のみ中が見学できます。
私も昨年行って来ましたが説明つきで中を見て回れるのでちょっとした社会科見学といった雰囲気で
『この部屋でクイーンがクラウンとローブを身に着けるんですよ』とか
『ここがメッセンジャーがノックする所で、木がへこんでしまっていますね』とか色々教えてもらえるので、とても楽しいですよ♪
夏にロンドンを訪れる機会のある方には、ぜひ訪れてみて欲しいなぁと思います。