バタバタしていましたが、大輝ママは、台風の大雨の中、帰国の途につきました。
出発は朝6時台。
まだ眠っている小輝を見に来た大輝ママの目が、涙にうるんでいるように見えました。
私は小輝を保育園に送らなければならないので、
大輝ママは大輝が、空港まで見送りにいきます。
「お母さん泣いてなかった?」と聞くも
大輝は気付いていなかった様子。
そして、大輝ママがいない朝2日目の今朝。
今日は保育園お休みです。
大輝ママと、チャットをすることにしたのですが
小輝を画面で見た大輝ママは、これまた泣いているように見えました。
この1ヶ月、本当に片時もはなさないくらいの勢いで小輝の世話をし、
抱っこし、散歩に連れて行き・・・と、可愛がっていた大輝ママ。
息子と離れるときにすら泣いたりしないママが
孫娘の小輝との別れがこんなにつらいなんて・・・
(注:大輝ママはもともとこういうタイプの女性ではないです。
どちらかというと、仕事バリバリタイプで、あまり感傷的になるのは
みたことがないほどなんですが・・・)
生まれた翌日からずっと一緒にいた小輝のこと、
可愛くて可愛くて、仕方ないのです。
大輝ママが涙ぐんでいる姿を画面で見て、
大輝も眼を真っ赤にしていました。
家族なのに、一緒にいられないのはつらいと。
日本では、家族滞在であっても、年間の入国できる日数は限られてしまいます。
おそらく年内は、大輝ママはもう小輝に会いに来ることはできません。
こちらから中国に行くのはまだ簡単だけれど、
仕事をしている身に、そうそう何度も行くのは難しいです。
家族なのに自由に行き来できない今の制度。
もちろんいろいろな考え方もあるし、問題もあって自由にはならないのでしょうが
もう定年にもなった老親が自由に来日できるようにならないものなのかな、と
思ってしまいました。
