s2 ep134 ショットガンを背負った私の前に神が現れた。 | イナギFIVE-0 エアガンライフ

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 本日もエアガンとは関係ない話です。また読む方によっては不快な表現があるかもしれません。


 まず、私は宗教とか宗教上の神とかはまったく信じない男だ。あれはしょせん人間が作ったストーリーだと思う。しかし一方で、ご先祖様は大切に思うし、この世には何か不思議な力、因縁、といったものがあるのではないかと考えている。神がいるとしたら、そういうものが神であり、それを表す言葉がないので、便宜上私はそれを「神」と称している。


 そんな中でいつの頃からか、頭に残っている言葉がある。


神は醜いものの姿で現れる。


 どこかで読んだのか、もしかしたら自分が作った言葉なのかもしれない。


 私の心がすさんでいて、それに自分自身が気づかないで誤った方向へ進みそうな時、ありがたいことに、私の前に神が現れる。醜いものの姿で。


 前々回、チンケなやつに絡まれたという話を書いた。



 社会のクズといおうか、人として存在する価値のない、姿や佇まいも汚らしく、貧相でみじめ。頭の中もうんざりするほど低レベル。形だけ人間で、中身はゴキブリと同じ。いや、ゴキブリに失礼か。こんな人間には絶対になりたくないと思うタイプ。言ってみれば、「醜い姿のもの」、だ。私は、このものの出現に神を見た、いや神を感じた。


※いやいや、安心してください。私、まったく正気ですから! へんな勧誘のブログではないですから笑。


 実は最近、自分の気持ちや考えがすさんでいる部分があった。もちろん、自分自身では気づいていない。それが、この醜いものに遭遇し、はたと気づいた。これは神が現れたんだと。「お前、最近ダメだぞ、もっと良くあらねばならないぞ」そんな神の声、いや、意思が流れてきた。これまでにもこういうことが何回かあったので、ピンときた。ああ、そうか、このクズとの遭遇は、神の声、忠告なのかと。


 過去にF1ドライバーのアイルトン・セナが、「1コーナーの先に神を見た」と言ったことがあったが、今なら私はそれを信じるし、意味がわかる。


 神がなぜ醜いものの姿で現れるのかは確信はないが、逆説的な意味合いだろうと思う。いってみれば「こうなるなよ、こうなっちゃうぞ」ということなのだろう。もしかしたら、こんな醜いものですら愛せるくらいの心をもてよ、ということなのかもしれない。……努力はしますが、それはちょっと無理かもしれません笑。


 ともかく、これではたと気づき、最近の自分の思考、在り方を改めなくてはだな、より良い生き方をしなくてはだな、と思い直すきっかけになった。それ以降でそれができているかはわからないが、とにかくそこに気づいた、神の声を聞いて真摯に受け止めた、という点が大事なのだと思う。


 あのチンケなやつ、自分が相手をする一片の価値もないゴミ、こんなのに絡まれてもなんとも思わない、許されるなら蹴り飛ばして息の根を止め、生活保護だか年金だかを節約してやれば社会のためになる、などと思った。しかし、あれは神のご意思の発露、私に対する愛だったんだな。もしかしたら、やつ自体が神だったのかもしれない。


 今回の話が、本当に神の出現なのか、それとも私が頭の中で生み出した妄想なのかは、読む方の判断にゆだねる。どちらでもかまわない。これは自分自身の問題なのだから。でも、読んだ方の考え方やものの見方の変化、気づき、多様性に多少でも貢献出来るのなら、と考えて公開する。もしかしたら、こうして特定の偏った考えを信じることが宗教なのかもしれないなぁ。


 次回からは軌道を戻しますw。