ワイルドホッグ7インチにSDタイプのハンドガードを取り付け、M4SD6ワイルドホッグと命名した(笑)。一見、MP5SD6っぽいでしょ?
念のため試射したところ、あれ? メカニカルノイズがこんなにしたかな? ワイルドホッグは作動音、発射音が比較的勢いがいい。気分の高揚になるので否定的なものではないし、それが個性になっている。しかしこれは、ややザラついた感じでちょっと引っ掛かかるな。
試しに同9インチを試射すると、こちらは記憶のままでいい感じだ。つまり、7インチの方がやや雑味がある。これは個体差なのだろう。せっかくSDタイプに仕上げるのだから、スムーズな9インチのロアーに交換しよう。
なんだかややこしくなったが、M4SD6ワイルドホッグは、
ワイルドホッグ9インチのロアー
同7インチのアッパー
同9インチのインナーバレル
CYMAプラチナムのアウター
SDタイプハンドガード
という構成となった。
で、残ったCYMAプラチナムの方は、
プラチナムボディ
ワイルドホッグ7インチのアウターバレル
同キーモッドハンドガード
icsのチャンバー+インナーバレル
となった。プラチナムは素性がいいので、7インチの短いバレルと合わせて気軽にガシガシ行くタイプになったのではないかな。
急にicsパーツが出てきたが、特別の意図があってではない。プラチナムはチャンバーがクソで、社外品チャンバー(たしかマルイ)に交換していたが、これにワイルドホッグ7インチのインナーバレルを組み合わせるとユルユル。インナーバレルの径が僅かに小さいのだ(G&Gって、微妙にサイズが違ったりしてる。例えばワイルドホッグには一般的なホップチャンバーは入らない)。気密シールを巻いてみたが全然ダメ。そこで手元にたまたまあったicsのチャンバー+インナーバレルを組んでみたところピッタリだったというだけのこと。
それもあって、念のためプラチナムも試射する。まったく問題なし。ワイルドホッグと撃ち比べることとなったが、改めて比較すると、フィーリングが全然違うことに気付く。音が大きく勢いがいいワイルドホッグに対して、プラチナムは低く静かな作動音。発射サイクルはさほど変わらないのだが、ワイルドホッグがタタタタタッ〜、に対してプラチナムがトトトトト〜……。これって伝わるかな?
基本は同じ電動ガンで、ここまでフィーリングが違うというのは本当に面白い。メカボ内のパーツやクリアランス、シム調整などの組み方、ピストンバランスなどなど、色々な要素が微妙に絡み合って個性となっているんだろうな。電動ガン、どれも同じようで、意外と奥深い。