高尾病院院長 江部康二氏の提唱する糖質制限論。自分が実践する糖質制限方法も、氏の提唱する理論をベースに+、1日一食で行ってます。が、糖質も食べる時は普通に食べますし、何時になったら食べる!というルールは特別設けていません。基本食材とNG食品、摂取NG時間を設定した後は、身体の反応を見ながら食事のメニュー、タイミングを決めます。食欲が無ければ、自然と断食になってる(´∀`*)って感じです。「食べていない」「空腹」の状態が自分の中では常識です(^^)

糖質制限や1日一食と出会ってまだ1年ほどですが、その1年の間に何度も何度も糖質に溺れ、暴飲暴食を繰り返し、その度にどうすれば継続するのか?成功できるのか?を考えてきました。

まぁ、その大前提としはゴール設定ですけどネ。ゴール設定をし未来から逆算し、やるべき事をやればいいだけです。あくまで前提ですが。

前々回の記事に書いた【嗜好品はとびっきりのお気に入りにする】に繋がりますが、これは経済的な負担が食欲の暴走に少なからずストップをかけるためですが、その他にも理由があります。

それは、エフィカシーの低下させない為です。エフィカシーとはゴール達成に必要な自己評価の事です。糖質制限により、自らに制約をかけても、時に糖質への欲求(煩悩)のコントロールをしくじり、制約を破ってしまう事はあります。その度に、「やっちまった……」止まりでは、糖質制限は成功しません。「今の自分では糖質制限を継続できない」という事が分かったら、糖質制限が継続できる自分に変わりましょう。糖質制限を成功している自分の角度からアプローチするべきです。

結論から言えば、摂取する食べ物の基準を「自分に相応しいかどうか」にする事です。糖質制限を成功している自分から見て、砂糖や甘味料や添加物がてんこ盛りの安くて粗悪な食品を本能の赴くままに貪り尽くす姿は、どう考えても相応しくないはずです。まぁ、そこまで行かなくても糖質制限を継続するのに糖質の過剰摂取は相応しくないですよね。

食べ物を相応しいか相応しくないかで判断するなんて、なんて傲慢なんだ!!と、言われるかもしれません。その言葉は甘んじて受け入れます。しかし、例えそれが他者の目から傲慢に写ったとしても自分はそれよりも大事な事があると思います。

目の前にあるものを、ただただ美味しく、感謝していただければ良い。(ごもっともです。しかし、今回は糖質制限の継続に限った話です。)

ゴール側の自分。理想の自分の食事から逆算し、現在、自分に相応しい食べ物を選びましょう。毎日食事をする度にエフィカシーが上がります。「うむ。私に相応しい食事だ」と。(どこの貴族じゃwどこの王様じゃw)

ちなみ自分は、1日3食分の食費を1食分につぎ込みます。1日3食の人の食費が同じでも、1食のグレードが上がります。エフィカシー上がります(多分)。ついでに、内臓が休まるのでメリットはあります。デメリットについてですが、何をやるにしてもそれが本当に心から自分がやりたい事なのかどうかを吟味する必要があるという事ですかね。

自分が心から、ゴール達成の為に食事メニューや方法を変えたい!と、思わなければ全て逆向きに作用します。エフィカシーもクソもありません。

いつもの流れで言うならば、「自分が本当に食べたいモノを知る」「自分に相応しいかどうかで判断する」という事です。

ただ、これらも糖質制限やコーチングに出会ってまだ1年の素人の言葉です。あくまで参考程度でお願いします。自分も、何度もつまづき、右往左往しながら考えた事ですし、現在もその途中です♪

「甘いモノ食べたい!」←「じゃあ食べれば?」←
「いや、それじゃ太っちゃう!」←「じゃあ我慢すれば?」

ルータイス氏の有名な逸話です。甘い物食べても、太っても、誰も怒りません。食べたければ、食べればいいのです。江部康二氏も著書で語っておられます。

江部康二氏の著書を読み、糖質制限論をコーチング視点で見ると、結構おもしろいですよ☆