インストアイベントなどでよく
「最近お魚さんの記事がなくて寂しいです」
なんて言ってもらってたので今日は凄く久しぶりに魚ネタ。
そもそもあれだけポリプテルスにぞっこんだった俺が魚の事を語らなくなったのには理由がありまして…
今年の冬…
2月頃にCAPSULEのプリプロでスタジオやら打ち合わせなどでほとんど家に居なかった時期があったんです…
そして雪でも降りそうなとても寒い日に事件が…
夜中2時頃に帰宅して家の玄関を開けると、何故だかとても暖かく湿度の高い空気…
「エアコンでも消し忘れてたか?」
なんて思ったけど連日の睡眠不足や疲れから、とくに気にもしないで照明も点けないまま寝室へ直行し、あっという間に眠りに落ちてしまいました。
そして翌朝、目が覚めると相変わらず生暖かい、そして何だか温泉の脱衣所の様なヌルっとした空気…
その瞬間一気に悪い予感が駆け巡り、急いでリビングへ向かいました。
悪い予感は的中…
水槽の水がお湯になってました。
勿論中に居た子達もお星さまに…
その水槽に居た子は、俺が初めて飼ったポリプで10年以上一緒だったラプラディや、当時学生の俺には高嶺の花でバイトを頑張って買ったエンドリケリィ、夢のビキール・ビーキール、正直ここでは値段を書けないほど高価な子などのお気に入りポリプが9匹。
ほんと言葉が出なかったよね…
自然死で無くなるならまだしも、これは完全に俺の失敗…
愛着も相当な物だったし申し訳なさで涙してしまいました…
大型水槽には大量の水が入ってます、と言うことは凄く容量の大きなヒーターを使って水を温めてます、恐らくハロゲンヒーター1台分ほどのワット数
寒い日だったし室温も10度を下回りヒーターもフル活動、連日の寒さで限界だったのかリミッター部分がショートして水温が80度まで上がってしまってました。
熱帯魚飼育で1番の死亡原因はヒーターの故障、ただそれはヒーター部分が壊れて水が温められなくて死んでしまう事なんです
俺も何度か経験はしてましたがポリプテルス自体がかなり強い魚なので死んでしまうまでの事故は有りませんでした。
でも今回はその逆…
アクアリスト経験も長く20年は魚を買ってるのにヒーターの故障なんてこんな初歩的なミスをするとは…
そんな感じで魚熱が低下して、残り3つの水槽に居た子達を大切に今まで育ててきました。
そして秋口に引っ越しをして水槽環境を変えた事をきっかけに、また新しい魚を飼ってみたいって思える様になってきました。
そして最近仲間入りしたビキール・ビキール(写真の子)です。
これからは器具の細かい所までチェックして大切に育てていくよ。
「ごめんな」
はい。