ボブ・ディランの半生をさまざまな視点から描いてる…のか?
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アイム・ノット・ゼア
詩人のランボーに傾倒する青年が男たちにプロテスト・ソングを止めた理由を問われ、
詩人らしい言葉で応じていく。
ウディ・ガスリーに憧れる黒人少年が放浪の末に一人のブルース・シンガーの家に転がり込むが…。
その他、プロテスト・フォークの世界で時代の寵児となる新人シンガー、
仕事の成功と裏腹に結婚生活で破綻を迎える映画スター、
フォーク・ソングと決別し観客から裏切り者と罵声を浴びるロックスター、
田舎で隠遁生活を送るアウトローといった様々な人格のボブ・ディランが登場し、
彼の多面性と波乱に富んだ人生が多彩なスタイルで描かれていく。
― allcinema ―
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すごいよ、この映画。いろんな意味で。
まずキャスティングが豪華!この映画にはもったいないぐらいw
ケイト・ブランシェット、クリスチャン・ベイル、リチャード・ギア、ヒース・レジャーなどなど。
ホントーに豪華。なんだけど。な ん だ け ど!
内容は。。。あ~…う~~~~~ん。。。上に書いたあらすじ読んでもよく分かんない

ボブ・ディランのファンとか、よく知ってる人には分かるのかなぁ。
あたしは特にボブ・ディランがスキとかキライとかなくて、ただ、よく知らない…
歌はいろんな人がカバーしてるので、いくつかは知ってますが。ただそれだけ。
すっごい取りとめのない内容で、ずっと誰かの夢を見させられてるような。
全部ボブ・ディランの分身というか幽霊というか。(ボブ・ディランは生きてるよ、念のため)
6人のストーリーが全部同時進行で、シーンの入れ替わりが激しいうえに、時系列じゃないから
もう何が何だか分からなくなりました

ただ。
唯一、観てヨカッタ!と思ったのが、ケイト・ブランシェットです。もうロックスターになりきってた。
メイクやヘアスタイルはもちろん、その佇まい、仕草、声。
どれを取っても、完璧な男性。まったく『女』を感じさせません。カッコイイです

むしろこの映画、ケイト・ブランシェットだけで作ったほうが良かったんじゃないでしょうか。
観終わった瞬間にどんなストーリーだった忘れそうな、難解な映画でしたが

ケイト・ブランシェットを観るだけでも価値があったかなーと思います。
そーゆう意味ではオススメです。
ケイト・ブランシェットが出てくるのが後半なので、気合い
入れて観てくださいw(また長いんだよねー、この映画。。。ガッツリ2時間超です)
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