4年半働いた会社をやめた。
病気になって、続けられなくなってしまったからだ。
働いている時、私は完全にオスそのものだった。
こんなにかわいい花が咲いていても、
「はい2秒経った、次の予定!」とその場に足を止めることが許せなかった。
本当の私はお花が大好きで、
見ていて和む時間も感性も大切にしたかったのだが
効率や回転率、売上を求められる世界ではそれは必要とされなかった。
会社が悪いのではない。
社会が悪いのではない。
会社の期待に応えたかった私がいただけなのだ。
男のように理性的で、強く、自立した私でいられるよう努力した。
今より若かったので、体力もあり、無理ができた。
今の私には絶対にできない、
ハードな生活スタイルを何年も続けていた笑
がんばりすぎた。
根が真面目ゆえに自分では止まることができずに体を壊した。
きっとこの国では私と同じような人は多い。
だからこれは私にとってのブログセラピーでもあるし
読んで下さる方にもお役に立つことがあればと思ってブログを書くことにした。
どこかで聞いた「女は人間である前に女である。」という言葉。
ずっとこの言葉の意味がわからなかった。
努力して、男と同じくらいお金を稼ぐんだ!
男に頼らなくても一人で生きていけるように、自立して強くなるんだ!
女でもちゃんとできるってことを証明してやるんだ!
↑過去ずっとこのように思ってきたのが、
最近スッと「女は人間である前に女である。」の意味が理解できるようになった。
女に生まれたその意味は、決して男のように生きるためではない。
いろんな時期を経て、ようやく私も自分が女であることを受け入れられるようになってきた