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先日、書いたブログ✏️
行方不明の5時間の間、どこに行ってたのかもわからない
『山があったような…』
『ほこらがあって、森みたいな木があった』
『北東に向かって歩いた』
『北側には学校があるのか、ガヤガヤしとった』
などなど、2日ほど経った時にポロポロ話し出す
それがホントなのか、幻か…
とりあえず、まずは酸素ボンベをどこかに置いてきてるので
うちにあるもう1本(2本あって良かったわ)の写メを撮って
警察へ遺失物届けをだしに
そして、帰って来れたからそんなに遠くは行ってないだろうと
周りを探し廻ったけど
見当たらず
また週末にでも探して見ようと思ってた
昨夕、デイサービスから電話があった
「『今、匿名で○○○公園の舗道側に酸素ボンベが置いてあります』と電話がありました。」
たまたまボンベにデイサービスのかばんがかけてあったので
その名札をみて連絡くれた方がいたみたいです。
すぐにスマホのナビを起動させて自転車で向かいました。
直線距離で2km
暗い中、なにを思って歩いたのか…
それより土地感がないなか、どうやって家に帰ってこれたのか
じいちゃんの体力と能力には驚かされます
とりあえず、ボンベも見つかって良かった
GW明けには警察に電話いれなきゃ
下手に元気なのがいいんか、悪いんか
認知症の方に
頭ごなしに叱っても仕方ないのはわかってる
近所の80代のお母さんと50代くらいの息子さんの2人暮しの息子さんが
何度も同じことを聞くお母さんの質問に
1回1回答えてる
それだけでも偉いなぁと思ってたら
お母さんが
『なんべんも聞いてもわからんねん』と。
すると息子さんが
『なんべん聞いてもええで~なんべんでも答えたるよ』
なんて素敵な息子さんやろ
私なんて、同じことなんべんも聞かれたら
『なんべんも答えた❗️もー言わん』って言ってしまってるわ
わかってるけど
なかなか出来ないです
昨日も頭ごなしに怒鳴ってしまってた自分がいた
しばらくすると
忘れてしまってるじいちゃんは
またいつもと同じようにしてる
私だけカッカッしてもあほらしくなる
結局、うちのじいちゃんの気持ちの根底には
【娘や娘婿に世話になってる、甲斐性なしで肩身が狭い】
だから、ふとしたときに
出て行こっておもうのだろう
『どこに行こうと思ったの❓』
『わからん』
『どうしたいの?』
『わからん』
わからないんやろう
なんででていったのか⁉️
下手したら出て行ったことを忘れてるし
ふと、
『あっボンベを何処かに置いたと気づいて戻ったが、またそこがわからんなった』と言ったり
『広い山みたいな…鳥居があったかな…』
断片的に思い出したり
『お前らと一緒に出かけたんやな?』と言ったり
ただ、昨日、色々と聞いてたら
【ここを出て、ばあちゃんと2人で質素でいいから暮らしたい】
【アパートでも借りて…】
【ここは自分のうちでは無いから気をつかう】
だから、何気にふらっと出て行こってなるんやろうな
徘徊する人、私らにはわからなくても
ちゃんと理由があるんやとゆうこと
じいちゃんの中には普段は言わなくても
ふと、そうゆうのがあるんやろな
じいちゃんに改めて
【ここはじいちゃんのうちやで】
【ちゃんと生活費ももらってるから気を遣わなくていいんやで】
言ってみたけど…
また忘れる…
それは仕方ないことやなと諦める
今日、月一のケアマネが来る日で
ケアマネにも聞いてもらいました。