『逃げ場を作る事に対する常態行動心理学的必要性』 | 心よろず屋

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常態行動心理学者の瀬木と申します。
此処では心に纏わる様々な事をテーマに日々綴ります。
心に纏わる凡ての事にお答えを差し上げます。
貴方の心の宿り木は此処に有ります。

私は同胞にとって最後の砦であるだけでなく
最後の希望であり、又、逃げ場でもある。

社会的に或いは立場的に逃げられない方々が
我が元にはとても多く来訪される。

甘える事を封じなければいけない経営者。
頼る事を封じなければいけない親。
そして女である事を封じざるを得ない母。
勿論男である事を封じざるを得ない父も。

されど人間が雌雄別体に分かれているのは
それぞれがそれぞれの違いを認識しそれにより
細胞を刺激し進化成長させ生き永らえる為。

雌雄別体と雌雄同体との違い。
それは進化に重きを置くか?
生存に重きを置くか?
の違いだけである。

雌雄別体は進化に重きを置き、
雌雄同体は生き永らえる事に重きを置く。
人間は雌雄別体なので進化に重きを置く。

封じなければいけないのは状況的に
それが許されない状況であるから封じざるを
得ないのであり本来は封じる必要のない物。

故に封じている自分に当然stressが掛かる。
そのstressを感じないように目を背ける。
されど目を背ける時点でそれは容認と同じ。

私はその背ける目を元に戻す。

私と言う逃げ場を作り見せれる相手を作る。
甘える自分、頼りたい自分、
男である、女である自分を見せられる場を作る。

すると人は其処に安住し負担を減らせる。

最初は解かれた封印に戸惑いを感じる。
長年封印された封を切るのだから当然。

ダイエットにおけるリバウンドに同じ。
されどリバウンドが収まるのと
同じように解かれた封印に戸惑いを
感じなくなる。

今度は解かれた封印の心地よさを感じる。
すると人間関係にも余裕が生まれる。
結果的に人間関係が良好になる。

我が元に来る人は皆、素に戻る。
本来の自分に立ち戻る。

立ち戻れる逃げ場を私に求める。
逃げ場があるので逃げたい気持ちが失せる。
立ち向かう力に溢れ前へ進む気力に溢れる。
そしてこれまで抱えていた問題が解決する。

そのように導くのも心理職の大事なお仕事。
故にこの仕事は多くの人から求められる。

私は私と言う存在を誰も求めなくなったら廃業し、私自身の存在も滅するつもりでいる。

必要とされぬ存在に存在価値はない。
必要とされぬ存在に存在理由はない。

価値も理由もなければ我が身を滅するのみ。
生き恥を曝すつもりなど更々ない。

だがまだ今はその時ではないらしい。
少なくともまだ私を必要とする方々はいる。
その方々の為に未だ我が身を滅する事は
出来そうも無い。

我が存在価値がなくなるのが先か?
我が命が果てるのが先か?
これからの私の楽しみの一つでもある。

それまでは未だ頑張る所存である。