『トランプの野望』 | 心よろず屋

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常態行動心理学者の瀬木と申します。
此処では心に纏わる様々な事をテーマに日々綴ります。
心に纏わる凡ての事にお答えを差し上げます。
貴方の心の宿り木は此処に有ります。

ニクソン政権以来の弾劾裁判によって、
窮地に立たされたかに見えるトランプ大統領。

然し自国の指示は得られずとも外国の支持は
得ている。取り分け同盟国である日本の支持は
トランプ大統領にとっては大きな追い風となる。

両党に嫌われ国民にも支持を得られず、
海外メディアからも嫌われたニクソンと違い、
未々共和党にとっては旨味の有る大統領である。

確かに政治素人感は有り有りだが
経営者としての指導力は中々の物。

彼の尤も得意とする分野は『GAP』である。

選挙時は『強いアメリカ』を前面に打ち出し、
強硬姿勢を示した。

然し大統領就任後はその強硬姿勢を一変させ
日本を初めとする友好国との連携を強めて、
外圧により国内の不満を解消させる算段。

特に米国内でシェアを伸ばしつつある
リトルチャイナへの牽制の意味合いは大きい。

言わば日米関係は国内リトルチャイナへの
防波堤の役割を果たしていると言ってよい。


更には北の御馬鹿さんのお陰で国際世論の目は
そちらへ向いている事も功を奏している。

野心家は只では転ばない。
トランプの野望は未々始まったばかりである。