バクチャー水槽はやめました。 | 土生みさおのブログ

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バクチャー水槽崩壊について。


批判的なことは

書くべきではないかなぁ、と

思案しておりましたが、


バクチャー水槽立上げについて

散々 書いてきたので、


率直なことを

書かせて頂きたいと思います。



私は、

科学的根拠がないものでも


信じるに値するものが

世の中に存在している

と、思いますし、


信じているものもあります。


ですが。


海水魚についてはわかりませんが、


淡水魚、といいますか、

金魚飼育については、


特に、丸物に該当するものは、

やめたほうがいいように思います。


私のブログを読んで、

バクチャー水槽を始めた

生徒さんがおりまして、


その方は和金の素赤を5匹購入し、

間もなく2匹が

★になってしまったようですが、

3匹は元気にしているそうです。


バクチャーのYouTubeを見ていても、

和金やコメットなんですよね。


あとは、うなぎの養殖。


では、

和金やうなぎなら飼育できる、

と断言できるのかどうかは

分かりません。



うちのバクチャー水槽が

崩壊するまでの経緯を考えた時に、


そもそもの水道水の硬度の高さが

影響していないとも限りませんが、


これも定かではありません。


裏付け情報や

資料が少ないです。



金魚の場合は、

とにかく最初の

購入時の見極め が、

大事だということもあります。


とにかく元気で、

腰が落ちていない生体。



一人群れから離れていないことなど。


こちらに関しては、

購入後に知りました。




バクチャーをセットして

1週間の空回し、

虹の確認、

土臭い匂い、

までは良いのですが、


生体を入れてからの

うちの場合の崩壊の経緯です。


①泡が出る。


水道水をコップ1杯でも入れると、

消毒作用になって

泡は一時的に1-2日消えます。


②カビ臭くなる。


水の匂いがカビ臭くなります。


③水が腐る。


真夏の室温が36度を超える

猛暑の時は、


カビ臭いかも?


と思った1-2日経過で、

猛烈にカビ臭くて


水が腐ったことに気づき、

そこにいた生体は

松かさ病とポップアイになりました。



②と③のスピードは、

秋冬になってからは

変化に時間を要しましたが、


3度とも同じでした。


崩壊までの時間は、

2-3週間から1ヶ月

といったところでしょうか。


というのも、

3度目はヒーターを入れて、

23度まで加温しましたので。



3度目は、

カビ臭くなった時点で、

60ワイド水槽は、

殺菌灯を入れました。


殺菌灯を入れると

バクチャー水槽でなくとも、

通常のアクアリウムの観点でも、

バクテリアが

ほぼ壊滅状態になるらしく、


結局リセットする羽目になりました。


(病気になった金魚を隔離したときに、

殺菌灯があっても良いのかも?と

保険で持っています。)




保留にしていた

20リットルのバクチャー水槽は、

最後は

亜硝酸塩地獄になりました。


通常のアクアリウムでは

水槽が立ち上がるまでの間に、


亜硝酸塩地獄


というものがあるようですね。



80%の水換えをしても、

すぐに亜硝酸の数値が上がる、

というもの。


バクチャーでは、

あまりに頻繁な水換えをすると、

バクチャーの効果が薄れる、

と言われました。


特に、プロホースなどで、

砂利をガシャガシャやりすぎると、


バクチャーの成分も

排出してしまうので、

良くない、と言われました。



なので、

リセットする直前は、


上水だけをコップですくって

排出しました。


亜硝酸地獄は、

亜硝酸塩を分解すると言われている

バクテリアがまだ棲み着いていない

もしくは、

棲み着き始めていても、

数が足りていない、

ということになると思うので、


砂利の中にある

生体から剥がれる

アカのようなもの

(タンパク質)

や、

糞などを、


普通であればビックリマーク


取り除いてあげたほうが、

バクテリアには

親切なのでしょうが。。。


バクチャーでは、

通常運用でも

糞を取り除く必要がなく、

生体はよく餌を食べて

健康だ、

という触れ込みでした。


水をかき混ぜれば

ゴミが舞いまくりましたが、

沈殿すれば透明なお水です


という説明でした。



糞などを生体が食べると、

病気になりやすい、

と書かれている本もありますが、


昔、池で飼っていたときは

(というより、

金魚すくいの金魚を

放り込んでいただけ(^_^;))


当然水換えも糞の掃除も

何もしなかったので、


水槽の中で

自然サイクルが出来上がるという

バクチャーにおいては、

池と同じ理屈になるのでしょうね。


実際は、

私は3回もトライしたけれど、

うまくいきませんでした。


話を戻して、

亜硝酸塩地獄の最中は、


80%の水換えでも、

翌日には元の数値に戻る、

というのを繰り返します。


こちら20リットル水槽は、

かび臭くなりかけたことがあるかな

という程度でしたが、


この頻繁な水換えを

3-4日ごとに

5回はやりましたので、


バクチャー効果はなくなったと

判断しリセットしました。



その間 試しに、

バクチャー水槽の水質経緯の

データがあったら

頂けないか、と

メールをしましたが、


10日以上経った今も

お返事を頂けておりません。


というのは、

いきなり亜硝酸塩が高いとか

pHがかなり異なれば、

ペーハーショックを受ける

可能性があって危険ですが、


ずっと飼育している場合は、

ショックを受けることなく

飼育できている

状態だったりするのだろうか、

と思ったからです。


それとも単に

うちのバクチャー水槽が

うまく立ち上がっていない故の

数値なのか。


ここのところも

データを頂けていないので

定かではありません。



バクチャー水槽は懐疑的 と

私の経験上言わざるを得ませんが

植物には良いようです。


水槽の水を撒いたら

観葉植物の緑は濃くなりました。


バクチャーアグリを混ぜた土は、

確かに柔らかいです。


ドロネギを埋めていたのですが、

いつもならやせ細っていくところ、

むしろ太くなりました。


ニラもピンピンに元気です。



ということで、

水槽に関しては

180度方向転換です。


実は。

金魚先生が出現してくださり、

私の仕事のペースに合わせる方法も

ご提案頂きました!!


ご参考でした。