緊急事態宣言五十三日目 

 今日は一日雨ですね。 
今日予定されていた東岸和田駅前緑地に仮に安置されていた道標地蔵さんの移動安全祈願は明日に順延されました。 





中沢新一氏の新著『アースダイバー神社編』読み始めました。
 中沢氏はオーム真理教のことなどいろいろ問題もあるでしょうが、このアースダイバーのシリーズはちょっと面白そうですね。


 神社編では神社の古層学をテーマに神社という聖地を探っていくようですが、自分とこの神社のことも考えてしまいます。
 

矢代寸神社の正面に大師淵があり、付近から弥生時代の土器片が出土していて古代の人の生活の痕跡とまではいかなくても付近に生活していた古代の人の存在をうかがわせ、もしかすると大師淵と矢代寸神社の起源はつながっているかも知れません。
 旧津田川河床につながる湧水帯をたどると土生神社の出井につながり、こちらの神社の起源は明らかに湧水にあると思われます。
地下からわき上がる水に特別な力を感じて神様や冥界とつながっていることを感じていた古代の人々の宗教がここにはまだひっそりと息づいているのではないかと感じています。