。これはつまり,いろいろなものを破壊できる起爆スイッチのことで,先行するライバル車の邪魔になるようなタイミングでパワープレイを使い,さまざまなオブジェクトを爆破しながらレースを進めていく。これが,本作のプレイスタイルとなる。  パワープレイを発動すると,コース盲违去楗氓kするわ,ビルや高架,橋が崩れ落ちるわ,ジャンボジェットがコース内に突っ込んでくるわ,巨大な建造物が崩れてくるわと,「まあ,ちょっとした爆発だろう」ぐらいに考えていた自分の甘さを思い知らされることが起きる。自分でパワープレイを発動したのに,自分が爆発に巻き込まれてクラッシュしてしまうこともしばしばあるので,最初はたっぷりガッカリできるはずだ,ラスティハーツ RMT。  もちろん,自分がレースをリードしていた場合,プライドオブソウル RMT,ライバルがパワープレイを使ってくるので,油断は禁物。突然の大爆発にも動じないよう,常に緊張モードでプレイしなければならないのだから恐ろしい。  パワープレイを使うには,レース中にリアを流して走る「ドリフト」,前を走る車の真うしろにくっついて空気抵抗を最小限にすることで速度を上げる「ドラフト」,そして「ジャンプ」などを繰り出すことで「パワーゲージ」を溜める必要がある。  ゲージが一定量に達することでパワープレイを使えるようになるわけだが,溜まり具合によって,まず「レベル1」が,続いて「レベル2」が使用可能になっていく。レベル2のほうが当然ながら強烈で,コースレイアウトが変化してしまうほどの爆発を引き起こすが,パワーゲージの使用量も大きくなるので,ポイントを考えなければならない。  パワープレイは,いつでもどこでも自由に発動できるわけではなく,コース上の決められた起爆地点で,しかも先行しているライバルカーに対してのみ使用可能だ。どの地点が起爆地点なのかは,先行するライバルカーの上にパワープレイマークが表示されるので分かる仕掛けになっており,そこで×ボタン(レベル1),○ボタン(レベル2)を押すことで発動する。  しかし,パワープレイマークが出たからといってただ押せばいいわけではなく,当然,押すタイミングが重要だ。タイミングによってはライバルに爆発を避けられてしまうので,そうならないタイミングでパワープレイを使えるかが勝敗を大きく左右することになる。  最終ラップのゴール手前でパワープレイを避けられて負けたなんてこともしばしばあるので,どこでパワープレイを使うかの駆け引きには,思わず熱が入る
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