プラスチック鉢でバラを育てています。
近くのホームセンターで多く販売されていて、
金額もとてもリーズナブルなアップルウェアー社の「クラフトポット」を使用しています。
なんといっても色がダークブラウンなのが気に入っています。
緑のバラ鉢が多い中で、なかなか選べない色なのです。
しかし、同じダークブラウンで、仕上げ方も陶器をまねしたような同じデザインの、
大和プラスチック社の「フレグラーポット」という商品もあります。
こちらもかなりリーズナブル。
ホームセンターなどでは見かけないのですが、
ネットでは多く販売されています。
ダークブラウンだけではなく、ホワイトなどもあり、
本当にそっくりなこの2つですが、両方手に入れたので比較してみました。
どちらも一般的に8号(24cm)といわれるサイズでの比較です。
サイズは、左側のフレグラーポットが直径24×高さ24cm。
右側のクラフトポットが直径24×高さ26cm。
クラフトポットの方が高さがあります。
しかし、なぜか容量はフレグラーポットが7Lで、クラフトポットが6Lなのです。
どう見ても、フレグラーの方が小さく見えるのですが・・・。
底面を重ねてみてもほぼ同じです。
下がフレグラーポット(容量大きくて低い方)なのです。
開口部は若干、下のフレグラーの方が大きいですが、
ほぼ重なります。
お互いに入れてみました。
下のフレグラーにクラフトを入れてみると、
ちょっと隙間ができます。
一方、クラフトにフレグラーを入れると、
下まで届かずに途中で入らなくなります。
どうやら、真ん中から少し上側の直径がフレグラーの方が大きいようで、
これが高さが低いのに容量が多くなっている要因とわかりました。
底面はこんな感じです。
これは、左のフレグラーポットの方が水はけがよさそうです。
今使っているクラフトポットは鉢底石を使っていますが、
本当は入れずに土を多く下の方に入れたいところ。
背が低い欠点はありますが、
フレグラーポットのこの底面の作りがとても魅力です。
ちなみに、クラフトポットは10号以上は少し底面の形が変わりスリット型になりますが、
それでもフレグラーの方が地面と離れ、スリットが細かく排水性は良さそうです。
質感はこんな感じ。
こちらがフレグラーポット。少しだけテカリがあります。
こちらがクラフトポット。こちらはざらざらで完全にマット。
フレグラーポットの内側部分は、外以上につるつるした感じです。
一方、クラフトポットはほぼ外側と同じ感じ。
色の感じは、どちらかというとマット感の強いクラフトポットの方が好みです。
そして、もう一つ大きな違いに、
フレグラーポットの方には9号(27cm)の鉢があるのです。
10Lの容量です。
クラフトポットは8号の上は10号になります。
左からクラフトポット10号(30型容量11ℓ)、フレグラーポット9号(27型容量10ℓ)、フレグラーポット8号(24型容量7ℓ)、クラフトポット8号(24型容量6ℓ)です。
やはりクラフトポットの方が大きく見える不思議・・・。
ちなみに、フレグラーの9号27型があるメリットは、
こんな感じで2重鉢に使えそうだということです。
クラフトポット10号(30型)に、フレグラーポット9号(27型)を入れてみました。
少しだけでも空気層ができて、鉢に直射日光が当たらなければ、
十分に二重鉢の機能を果たせます。
間にはスポンジとかプチプチとか入れれば安定しそうです。
クラフトの8号(24型)と10号(30型)でやろうと思っていたのですが、
これだと隙間が結構できて、軽石など入れなくては、と思っていたのでした。
いままではすべてクラフトポットの方でバラを育てていましたが、
今期はフレグラーに変えてみて、この二重鉢作戦で夏を乗り切れるようにしようと思っています。
多くのバラがクラフトポット8号(24型6ℓ)なので、これをフレグラーポット9号(27型10ℓ)に植え替えて、
夏はクラフトの10型で二重鉢へ。
頑張って春にはたくさん咲かせたいと思っています。