2019年1月末に軟部肉腫を広範切しました。
切除した腫瘍とその周辺組織を病理検査した結果、悪性の細胞が残っている可能性があり、再発予防のため放射線治療することになりました。

大学病院の整形外科から放射線治療科へ紹介です。

仕事を午後から休み、夫と待ち合わせ一緒に蕎麦屋でランチしてから病院に向かいました。
ふきのとうやたらの芽の天ぷらに春を感じます。ホッとする瞬間です。
 
大学病院の放射線治療科の外来は、総合受付から離れた人通りの少ない静かな場所にあります。待合室に入ると整形外科外来とは違い静かです。

初めての診察
問診票の聞き取り(看護師)  
 今までの経過や現在の症状の状況、既往症や家族状況など

 真顔(私)偶然知り合いの看護師さんだったので、外来での治療が多いのか、入院治療もあるのかざっくり尋ねました。

 👩(看護師)外来で治療される方が多い。日常生活動作が自立していない方は入院しての治療になる。
働きながら治療している患者さんも多い。仕事前に治療している方や仕事を終え治療にくる方もいる。

 ぼけー
皆さん凄い❗
私には繁忙期の3月~4月に治療と仕事を両立させる自信はありません。
考えるだけでしんどそう(;´Д`)ハァハァ
免疫力下がりませんように🛐

医師の診察
 問診票の内容を確認
 創部の確認
 放射線治療の説明と同意書記入

担当医師から説明された治療内容(概要)

🌕3月中旬から19回照射予定

 ぼけー(私) えっ19回ですか (そんなに多いの!)
 👨‍⚕️(先生) 軟部(筋肉・脂肪)なので一回照射量は、内臓より多い。内臓の照射に比べ照射回数は少ない。
一回の照射量が多い方が効果は高い。
土日祝日を除いて毎日照射となる。
途中で休むと効果は減るのでなるべく続けてできるようにするのが望ましい。

🌕放射線治療の準備
 ①放射線を照射する範囲を決めるためCT 撮影する。その際体にマジックでマークをつける。治療する部位の着衣を脱ぐ。術衣を着用せることもある。

 ②治療計画作成
  CT 画像をコンピューターに送り医師が治療範囲・放射線のエネルギー・量など決定 撮影画像に放射線の線量分布を作成する。

🌕放射線のあたる範囲 
 左大腿部の創部全体13回は広めに照射し、6回は部位を限定し狭めに照射する。

 えー?(心の声)
創部全体をやるのか~ 切除した断端陽性の部位周辺だけやるんじゃないだ。
まだ浸出液たまっているけど、開始までに出ないようになれるのか?☹️

🌕治療開始日、線量等
 週5回、合計19回 総線量57グレイ予定
効果や副作用の程度によって回数を変更することもある。

🌕所要時間
 初日は、数十分 (マーキング等のため)
 2日目以降10~15分 放射線がでている時間は2~3分程度

🌕痛みや熱さは感じない

🌕治療後の予定 整形外科でみていくようになる

🌕放射線治療に伴う有害事象(合併症) 
・3ヶ月位までに起こりやすい事象
 皮膚炎、皮膚の潰瘍をおこす可能性はある
 ぐすんこれが一番きになります。ひどくならないといいなあ~ 
  
 骨髄抑制は起こる可能性がないわけではないが低い。倦怠感はみられることもあるが慣れるに従い改善する。腸管へ照射しないので消化器症状はない。

ぼけー主なものは皮膚関係だけだから、よしと思わないといけないか~ 

その他諸々説明を受けました。

🌕創部の確認
 👨‍⚕️ 縫合した傷の具合は良い
   (触診し腰骨近く)硬いしこりがあるね。
 アセアセ そのとおり。硬いしこりがあるんです。私も気になっていたので次回整形外科診察の時に先生に確認してみます。それと浸出液がたまっているので抜いています。1日量で2日前の時点で約50cc 
 👨‍⚕️ 結構出てるね たまっている場所を触診
 えー? 週2回抜いていて、少しずつ減ってはきてるんですけど…

今、創部にたまる浸出液が開始までになくなるのかどうかが一番の心配ごとです。
治療開始が遅れないように
 早くよくなれ、私の体ガーン