2018年12月に切除した腫瘍を調べた結果、悪性の線維肉腫と診断されA 病院から大学病院へ紹介され転院しました。

2019年1月某日
大学病院整形外科骨軟部腫瘍専門外来受診。
整形外科外来はとても混みっていました。しばらく待ってようやく診察になりました。
担当医は、骨軟部腫瘍専門医の中で一番若いK 先生でした。

診察室には、A 病院のT 先生(大学病院の客員教授)の姿もありましたが、診察にT 先生の関与はありませんでした。

この日、夫は新たに担当になったK 先生に聞きたいことや、伝えたい事がたくさんあったようで、K 先生に畳み掛けるように話し出しました。夫に「ちゃんと先生もこれからの事を考えてくださっているんだから‥気を揉まないで!」と夫をなだめつつ、先生の説明を聞きました。K 先生は終始、穏やかに対応してくれたこともあり、夫もすぐに落ち着きを取り戻しました。
この時を振り返ると、夫は私を支えなければと思いつつ、自分は誰にも相談できずにいたので、今まで溜め込んでいた思いが一度に溢れ出たのだと思いました。

先生の診察後、術前検査と線維肉腫は肺や骨に転移しやすいため、肺転移がないかどうかを確認するため胸部CT検査をしました。その日のうちに結果がわかり、幸いにも肺転移が疑われる所見はなかったので安堵しました。

次に検査終了後、先生から次のような説明がありました。
🌕腫瘍の広がりや全身に転移がないかどうかを評価するためPET - MRI 検査をする。2日後予約
🌕検査結果をみて腫瘍の広範切除の範囲をどこまでとするか等の治療方針を軟部腫瘍専門医師複数で検討する。
🌕PET-MRI検査機器は、PET検査とMRI 検査を一度に合わせてできる 。国内でも数が少ない機器である。軟部腫瘍の検査に適している検査方法である。
🌕検査前の絶飲食や検査の方法や留意事項について
🌕12月にA 病院で切除した腫瘍を大学病院でもう一度病理検査する
🌕手術は、手術室の空きや整形外科の手術予定から2週間後は厳しく、3週間後になる可能性が高い

いよいよ 本格的治療の始まりです。