こんにちは
前回の術後パニックの話から更新できてませんでしたが、
手術で摘出したリンパ節(転移巣)を遺伝子パネル検査に出してて、その結果が出たとの連絡をいただき、急遽通院してきました。
この検査について、ネガティブ思考の自分にしては珍しく、良い結果が得られる予感がしてました。
ただ、それなら電話でその旨一報くれるんではなかろうかとか、多少の不安要素はありつつも病院に向かいました。
ちなみに、検査前の説明では、この遺伝子パネル検査では、癌化に関連する既知の遺伝子異常の有無を調べるもので、ものによってはよく効く薬があるとのこと。ただし、この検査で治療薬のある異常が見つかる割合は10%程度のため、過度な期待は禁物と言われてました。
ですが、この検査が自分の予後を大きく左右するかもしれないということで、診察室に入った時は久々にえらい緊張しました。
診察室に入ると、先生の机の上に遺伝子パネル検査の結果書が置いてありました。
全て英語です
ドキドキです
早く結果が知りたい
先生は、穏やかに丁寧に、まずは検出されたゲノム異常の種類とその内容について一つずつ説明してくださいました。
が、その間も、私の頭の中は治療薬があったのかどうかで一杯です。
先生の持ってる結果書を遠目から見ると、中段あたりに何かの項目がHighと書かれています
この検査は、何も見つからないか、何か見つかるかなので、これはいい情報に違いないと瞬時に思いました。
結果は予想どおりでした。
免疫チェックポイント阻害薬が効く可能性が高いとのこと!
本当に良かった!ほっとしたというか嬉しいというか何とも言い表し難い感情が込み上げてきました。
とにかく本当に良かった!
最後に先生からも
「本当に良かったですね」
というお言葉をいただき、涙が出そうになりました。
で、その後、主治医の先生から今後の方針について説明をいただきました。
院外、院内様々なところとの協議の結果
- 何か悪い兆候が現れなければ、このまま経過観察を継続する
- 治療の再開が必要な状態になった時は、TC療法(アブラキサン、カルボプラチン)を行う
- TC療法が効かなくなり2次療法が必要となった時に免疫チェックポイント阻害薬を選択する
免疫チェックポイント阻害薬でさらに状況が良くなるかもと期待した中だったので、少し残念?で
したが、やはり自分にとっては、TC療法が想定外の良い結果をもたらしたということ、免疫チェックポイント阻害薬にも重大な副作用リスクがあったり、必ず効果がでるという確証もないことから、このような方針に決まったとのこと。
まあ、TC療法が効かなくなったら終わりと言った状況から、次の治療が見つかるとこまで来れたので、まずはその事を素直に喜びたいと思います!
では