<我が愛しのカースティ_2> | UNDRESS ME!

<我が愛しのカースティ_2>

hand12

'90年代初頭、Opus III 時代のKirsty Hawkshaw
およそ現実味のない、この不思議キュートな妖精さんにすっかり心を奪われました。


      It's A Fine Day
      
      fine1fine2fine5
カバー曲ですが、原曲は日本ではクリネックスティシューのCM、 呪いの曲 として有名?



      I Talk to the Wind
      
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私がカースティを知ったのがこの曲。数年前Amazonで偶然みつけてタマゲタ! まさかキングクリムゾンの『風に語りて』ですか?! そう、そうでした。よくもまぁこの曲に手を出したものです。"いちかばちか" 的なコード付け及びアレンジが妙にモダン。

以上2曲は1stアルバム『Mind Fruit』より


このOpus IIIというユニット、なんだか謎めいています。'91年デビュー、2枚のアルバムを残して消滅。
「'90年代初頭、日本でもクラブミュージックが専門的に細分化されはじめた頃、不思議なトリップ感と何処か神秘的なサウンドのテクスチャーでリスナーを魅了していた」と書かれています。
で、CDにはしっかりとあの <PWL> のロゴがプリントされています。

opus メンバーはこんな人達です。


次の2曲はカバーではなくオリジナル曲。2ndアルバムからですが、さらに深い神秘性が漂います。自然界の精霊のようなカースティ、独特のダンスが呪術的。その歌声には清らかな母性も感じられます。

      Hand In Hand
      
      hand25 hand32



      When You Made the Mountain
      
  mount3mount1mount2

この2曲は2ndアルバム『Guru Mother』より


このアルバムのライナー('94.5.13)にはこんなことが書かれていますょ。

「彼(ウォーターマン)はあのピート・バーンズ率いるデッド・オア・アライヴを密かにPWLに移籍させているのだ。このデッド・オア・アライヴをPWLの新しい看板スターにするべく、ウォーターマンが大々的に彼らを再デビューさせようとしているのはいうまでもあるまい。そして、彼がそのデッド・オア・アライヴと並ぶPWLの大看板にしようとしているのがアンダーカヴァーとこのオーパスIIIというわけだ。」

ストック/エイトキン/ウォーターマン(Dead Or Aliveが "YOUTHQUAKE" と "MAD,BAD AND ~" で起用したプロデューサーチーム)が活動の拠点にしていたPWLからストックとエイトキンが抜け、看板スターが相次いで移籍し、優秀なプロデューサー兼エンジニアが去り、残されたウォーターマンについて書かれたものです。



ぁ、1週間でいいからカースティになってみたい、こんな声で歌ってみたい、この声でPete Burnsとデュエットしてみたい、そしてその野獣のようなボーカルに喰い殺されてみたい! ・・・夢はさらなる夢を呼ぶ。

次回、ソロ編へつづく・・・