<我が愛しのカースティ_2>
'90年代初頭、Opus III 時代のKirsty Hawkshaw。
およそ現実味のない、この不思議キュートな妖精さんにすっかり心を奪われました。
~It's A Fine Day~
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![fine2](https://stat.ameba.jp/user_images/ff/64/10072304656.jpg?caw=800)
![fine5](https://stat.ameba.jp/user_images/97/38/10072304657.jpg?caw=800)
カバー曲ですが、原曲は日本ではクリネックスティシューのCM、 呪いの曲 として有名?
~I Talk to the Wind~
![italk15](https://stat.ameba.jp/user_images/3c/d1/10072305923.jpg?caw=800)
![italk2](https://stat.ameba.jp/user_images/a7/70/10072305924.jpg?caw=800)
![italk](https://stat.ameba.jp/user_images/11/dd/10072305925.jpg?caw=800)
私がカースティを知ったのがこの曲。数年前Amazonで偶然みつけてタマゲタ! まさかキングクリムゾンの『風に語りて』ですか?! そう、そうでした。よくもまぁこの曲に手を出したものです。"いちかばちか" 的なコード付け及びアレンジが妙にモダン。
以上2曲は1stアルバム『Mind Fruit』より
このOpus IIIというユニット、なんだか謎めいています。'91年デビュー、2枚のアルバムを残して消滅。
「'90年代初頭、日本でもクラブミュージックが専門的に細分化されはじめた頃、不思議なトリップ感と何処か神秘的なサウンドのテクスチャーでリスナーを魅了していた」と書かれています。
で、CDにはしっかりとあの <PWL> のロゴがプリントされています。
![opus](https://stat.ameba.jp/user_images/a6/b5/10072308104.jpg?caw=800)
次の2曲はカバーではなくオリジナル曲。2ndアルバムからですが、さらに深い神秘性が漂います。自然界の精霊のようなカースティ、独特のダンスが呪術的。その歌声には清らかな母性も感じられます。
~Hand In Hand~
![hand25](https://stat.ameba.jp/user_images/b4/20/10072307510.jpg?caw=800)
![hand32](https://stat.ameba.jp/user_images/25/15/10072307511.jpg?caw=800)
~When You Made the Mountain~
![mount3](https://stat.ameba.jp/user_images/06/af/10072309202.jpg?caw=800)
![mount1](https://stat.ameba.jp/user_images/e1/00/10072309201.jpg?caw=800)
![mount2](https://stat.ameba.jp/user_images/98/eb/10072309203.jpg?caw=800)
この2曲は2ndアルバム『Guru Mother』より
このアルバムのライナー('94.5.13)にはこんなことが書かれていますょ。
「彼(ウォーターマン)はあのピート・バーンズ率いるデッド・オア・アライヴを密かにPWLに移籍させているのだ。このデッド・オア・アライヴをPWLの新しい看板スターにするべく、ウォーターマンが大々的に彼らを再デビューさせようとしているのはいうまでもあるまい。そして、彼がそのデッド・オア・アライヴと並ぶPWLの大看板にしようとしているのがアンダーカヴァーとこのオーパスIIIというわけだ。」
ストック/エイトキン/ウォーターマン(Dead Or Aliveが "YOUTHQUAKE" と "MAD,BAD AND ~" で起用したプロデューサーチーム)が活動の拠点にしていたPWLからストックとエイトキンが抜け、看板スターが相次いで移籍し、優秀なプロデューサー兼エンジニアが去り、残されたウォーターマンについて書かれたものです。
あぁ、1週間でいいからカースティになってみたい、こんな声で歌ってみたい、この声でPete Burnsとデュエットしてみたい、そしてその野獣のようなボーカルに喰い殺されてみたい! ・・・夢はさらなる夢を呼ぶ。
次回、ソロ編へつづく・・・