<新曲_Honeysuckle Rose試聴> | UNDRESS ME!

<新曲_Honeysuckle Rose試聴>

しまったっ、CBB4のおさらいしてる場合じゃなかったよっ!


やたー、やたーーっ、新曲だっっっ!!!
オフィシャルサイトのNewsでちょこっとだけ試聴できます。曲は最初の30秒のみ、あとは切り替わってしまいます。(ここにプレイヤー埋め込んでみたけど、エラーになっちゃってダメだなー。)


はぁぁぁぁ~・・・、なんと、かぐわしくムーディーな曲なのでしょう、溜め息もの。これ、古い曲ですよね、ピアノではオスカーピーターソンも弾いてた気が・・、と、iTunes Storeで調べたらやっぱそうでした。セロニアスモンク、アートテイタム、テディウイルソン、エロールガーナー、デュークエリントン、おっと大好きなトゥーツシールマンス(ハーモニカ&ギター奏者)も、、ざくざくあるわ。
と、自分の持ち楽器的にインストものばかり並べましたが、ボーカルですよね、やっぱ歌モノはボーカル聴かなくちゃハナシになりません。マレーネディートリッヒとかエラフィッツジェラルドとかアニタオディとか?(すみませんジャズボーカリストの知識ほぼ無し)

久々に本棚から"ジャズジャンボコレクション"(リットーミュージック)を引っ張り出してきまして・・・、あったあった!

1928年、作詞アンディ・ラザーフ、作曲トーマス・ファッツ・ウォーラー。ウォーラーは歌手でもありジャズ史にその名を残す偉大な黒人ピアニスト。自分を蜜蜂、恋人をハニーサックルローズ(すいかずらの花)にたとえて歌うシャレたラブソングで、のちミュージカル「ロード・トゥ・コール」にも使用された。

てなことが書かれています。イイじゃないですかー、今のPeteの雰囲気にぴったりかも。
歌詞の内容は、ふぇぇ~、読むのも恥ずかしいような甘ったるいもの。「砂糖は買わなくっていい、君が僕のカップに触ってくれればいい、君は僕のお砂糖みたい、君がかき混ぜてくれれば甘くなるんだ」「きみの唇を一口奪えば、蜜がたっぷりとしたたるようだ、君は砂糖菓子みたい」も、もういいです。

「スタンダードに名曲無し、名演奏有り」と言われますが、名演になるかどうかはまさにPeteのボーカルに委ねられるわけで、そういう意味でもボーカリストにとっては真っ向勝負な面白さがあるでしょうね。私はPeteのこの歌とっても好き! アルバム「Fan The Flame」をさらに甘くオトナっぽくしたような雰囲気かな。
軽やかなバックも心地良いし・・とほわほわ聴いていたら、突如わっと弦楽入ってきて、おっ、来るなっ! というところでおしま~い・・、むむむ、お代官さまぁ、早くリリースしてくださりませぇ~。

でも前回の記事で私が願っていたことがちょっと叶って嬉しい。Peteにはオリジナルに限らずいろいろな名曲を歌ってほしいですから。
そしてPeteがなぜこの曲を選んだのか、どの歌手が歌った"Honeysuckle Rose"を聴いていたのか、この曲に寄せるPeteの想いとか、そんなコメントもブックレットに載せてくれたらいいのにな。とても興味のあるところです。『Fan The Flame 2』に入っていた"My Coloring Book"を聴いた時も、なぜこの曲を選んだのかすっごく知りたくて、私なりにいろいろ調べまくってしまいました。その話はまたいつか記事にしたいと思います。

ニューアルバムの他の収録曲はどんな感じなのでしょう、同じ雰囲気でまとめているのか、バラエティーに富んでいるのか。早く全曲聴きたしっ!

たまには既存の名曲も歌ってくれると、こんな音楽の楽しみ方ができて、また違った喜びがありますよね!


Eva Cassidyさんの"Honeysuckle rose"貼っておきます。とてもきれいな声だったので。

         


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