【VB.Net】コンソール出力②(変数表示) | i

【VB.Net】コンソール出力②(変数表示)

前回はコンソール出力のWrite、WriteLineについて紹介しました。
では、今回はコンソールに変数の値を表示してみましょう。

Sub Main内をクリアにして、以下の内容を入力してください。
 

Sub Main

Dim i As Integer
i = 0

Console.WriteLine("変数iの中身は" & i )

解説:

ℓ5 変数iを宣言する。
ℓ6 変数iの値を代入する。(0)
ℓ8 コンソールにカッコ内の内容を出力する。

そして、この「コンソールにカッコ内の内容を出力する」について
固定文字列【"変数iの中身は"】と変数【i】をくっつけて表示させる時は「&」を使用します。

固定文字列&変数数値
固定文字列&文字列



のように。

ひとまず、これを実行してみましょう。
 

実行結果



変数iに値0を代入して、それを出力したので、実行結果は
変数iの中身は0
になります。
 
では次にSub Mainの中身を以下のように書き換えます。
 

Sub Main

Dim i As Integer
i = 0

Console.WriteLine("変数iの中身は" & i)

i = 20

Console.WriteLine("変数iの中身は" & i)


 

解説:

ℓ5 変数iを宣言する。
ℓ6 変数iの値を代入する。(0)
ℓ8 コンソールにカッコ内の内容を出力する。
ℓ10 変数iの値を代入する。(20)
ℓ12 コンソールにカッコ内の内容を出力する。

一度、変数iの中身をコンソール出力後に、変数iの値を書き換えて再度コンソール出力する、といった内容です。
はたして、変数iの値が書き換わって出力されるのか、実行してみましょう。
 

実行結果



実行結果は2行出力され、
1行目の変数iの値は0
2行目の変数iの値は20です。
同じ変数iを使っていますが、しっかり値が書き換わっていることがわかります。

次にSub Mainの中身を以下のように書き換えます。
 

Sub Main

Dim i As Integer
i = 0

Console.WriteLine("変数iの中身は" & i)

i = 20

Console.WriteLine("変数iの中身は" & i)

i = i + 1

Console.WriteLine("変数iの中身は" & i)


 

解説:

ℓ5 変数iを宣言する。
ℓ6 変数iの値を代入する。(0)
ℓ8 コンソールにカッコ内の内容を出力する。
ℓ10 変数iの値を代入する。(20)
ℓ12 コンソールにカッコ内の内容を出力する。
ℓ14 変数iに変数iに1を足した値を代入する。( i + 1 )
ℓ16 コンソールにカッコ内の内容を出力する。

今度はいままでのに加え、変数i自身に変数iに1を足した値を代入し、それを出力するように命令しています。
実行結果は
 

実行結果



3行目に、変数iに「変数i+1」した値を代入して変数iを出力したので
変数iは21になっている状態です(元の20+ 1)。

上の変数自身に変数と数値をたすお話はこちらの記事でも紹介しています。

いかがだったでしょうか?
変数の中身をコンソールに出力する内容を今回紹介させていただきました。

次回は、入力された値をコンソールに表示するプログラムを作成します。