やっぱり、ハヤは、ダウン症なんだなぁ。
障がい児なんだ。
穏やかな家族との毎日。今では、それがささやかな幸せ。
だけど、やっぱり
我が家の普通は、世間の普通じゃないんだね。。
ハヤは来年、幼稚園に入る歳。
どうしても普通の公立の学校に・・・!と
考えてもいいんだろうけれど
それがハヤにとって幸せなことだとは、思えない。
むしろ、びびり、なハヤが
自分より大きく見える子たちと一緒に
理解もできない、時間や規則、お行儀
長時間、色々なことを求められて
どんなに辛い思いをするだろうか。
毎回、私が同伴で
支援学校に通ったら
ハヤにとって、楽しい時間も過ごせるだろう。
それはなんだか、想像するだけでも
微笑ましくて、楽しそう^^
まだ何も決まっていないけれど
色々考えている、今日この頃。
なんとか前向きに、と
気持ちも奮い立たせるけれど
でも、やっぱり思ってしまう。
”・・・健常児は、いいなぁ。”
何年経っても、気持ちは
ついていけないところがあって
それが
”こんなにゆっくり成長しているハヤにさえ
気持ちが追い付かなくて、ごめんね” と
”健常児に産んであげられなくて、ごめんね” の
ふたつの、ごめんね、を同時に連れてくる。
役所の廊下、手をひくと
小さなお尻を揺らしながら
ぽてぽて頑張って歩くハヤ。
わくわくした瞳で
エレベーターのボタンを押したがるハヤ。
いつも対極にある、2つの思い。
どうあっても、無くならないネガティブと
マイペースで、すっとんきょうなハヤが
可愛くて仕方ない気持ち。
少なくとも今は
ハヤ自身が
「健常児は、いいなぁ。」とは言っていない。
だったら、私がそう思うのは
私個人だけの悲壮感なんだろう。
いつかハヤが
悲しくなったとき、寂しくなったときは
「大丈夫だよ。」と抱きしめて
安心させてあげたい。
ハヤがいつも
たくさんの笑顔をくれるように
私はいつも
たくさんの愛情を返していきたい。
なかなか立派な母親には、なれないけれど
世間の普通は、我が家の普通じゃないように
世間の幸せは、我が家の幸せじゃないのかもしれないから
ハヤの幸せと
家族の笑顔を、守っていきたい。
(鏡を凝視^^;)
「俺ちん、今日もキマってるなっ。超カッコいいなっ。なぁーっ。・・・♪」