私の受け入れ方 | 僕は天使じゃないけれど
君のお母さんは
君をダウン症に産んだんだ
だから君は
普通の人みたいには
生きられなかったんだよ
遠い未来の、いつの日か
閻魔様から
そう真実を知らされた時
それでも生まれて良かったと
私の子供で良かったと
迷わず笑顔をつくれるように
君をまっすぐ受け入れたい
何ひとつ
劣った人生ではなかったと
君が思ってくれるように
人と違うということも
知的に障害があるということも
全て含めた君の人生が
温かくて充実した日々になるように
生まれたことより
生きた軌跡が
よりキラキラ輝くように
母として寄り添っていきたい
家族と共に
迷いなく笑顔で
しっかり手をつなぎ
同じ時を、生きていきたい