年賀状 |   僕は天使じゃないけれど 

  僕は天使じゃないけれど 

ダウン症&ヒルシュスプルング病を生まれ持ったハヤ(11歳)と、天邪鬼ハヤママの、正直なブログです。



七回目の午年を迎えたという
小学校の時の担任の先生と
小学校卒業以来
年賀状のやりとりを続けている

二十歳の時に一度だけ
同窓会があって
その時以来、お会いしていない
いわば、年賀状フレンド^^

考えてみたら
親以外で、私を名前で呼び捨てにするのは
このS先生だけかもしれない

自分は"先生"だから、と
傲ることなく、諭すことなく
くだらない私の年賀状に
必ずお返事をくれる

今年の年賀状は
12月も1月もハヤが入院していたため忙しく
だいぶ遅くなってしまった
心配もかけたくなかったので
ハヤのダウン症のことは
書かなかった
(ゆくゆくは、普通に報告します^^)
"チビが入院していたけれど、
元気になりました"と
遅くなってしまった言い訳だけを書いた

こんなに遅い年賀状にも
律儀にお返事を下った先生の
何かを見透かしたような一言

"こんな時こそ
N子の力は発揮されるのだと思っています"

いつもの綺麗な字に
揺るがない信頼をのせて
故郷の遠い空の下から
先生が届けてくれた
たった一言が
勇気をくれる不思議

そして、
私に"足りないもの"に、気付かせてくれる

大昔の小学生の頃を思い出して
肩の力を抜いていこう
フッと力を抜けば
ふふっとハヤが笑ってくれる

私も
先生と同じ空の下
同じ時を、穏やかに過ごそう^^