アーサナを日々練習していて、哲学は大切だけど、何かシックリこない方。
今日はそんな方にも哲学が自分の練習にいかに役に立つかお話しましょうぞ。
アーサナする僕たちは「一瞬の瞬間」に生きています。(全体がタイセツとわいえ。)
その瞬間の感覚に全てをそそいでいます。
今自分の体がどんな状態なのか、そんなアンテナを張り巡らしながら、
実際の雰囲気は心が一切動いていない、「無心」 を貫くことを心がけます。
そこには、一切の「雑念やノイズ」が許されません。
集中によって練習の良し悪しの「質」がきまるからです。
ですが、練習中に以下のように思う日もあるハズです。
・できるか、でいないか、
・今日はこんだけしか出来なかった、
・自分と他人の差
・今日の自分と昨日の自分の差
・あ、できないかも、どうしよう(不安)
これらの思いは、昨日までにどんな事を自分が思ってきたか?がモノを言います。
心に波風吹き荒れるような事があれば、何となくシックリ来ないこともあり、
反対に、
穏やかに細やかな喜びとともに眠りに入り、朝目覚め、マットの上に立てば、
穏やかな夜明けのように、自分の内側が曇りも疑いもなく、澄み渡って
心と体が人馬一体かのように「うん、いい、イケル」と
自信に満ちた太陽礼拝がはじまると思います。
もう、コレはテクニックを超えたところのハナシですが、
たとえ、上級なテクニックを持っていたとしても、心と体のズレが大きければ、
自分を発揮することが難しくなります。
やっぱり自分の中身がどうなっているか?
ここが大切なワケです。
マットの上はその「鏡」です。
哲学は「学」とは思わずに、「知恵」だと思ってほしいです。
古(いにしえ)の人たちが残してくれた、サバイバルな人生を穏やかにする、経験談。
その経験談を耳にすることで、練習をよりよくする下準備をするという。
まずはソコからからでも、いいんだという。
谷戸先生の「ネン1」のWSも2週間となりました。
☆マット上の人生でも心地よく過ごすヒント☆
この機会にと僕はおもうんです。

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