素晴らしいあなたへ

 

メンタルウェルネスナビゲーターの

ハーミーです。

 

私が心の元気をなくし始めたとき、

先ずは体が動かなくなりました。

 

休日は朝からずっと床に横たわり

(眠ってはおらず、ずっと考え事をしていました)

いつの間にか夜になっていました。

とても終わらない量の仕事を割り振られるのですが

職場では残業すると怒鳴られるので、

家に持ち帰っていました。

 

職場での出来事が頭の中をグルグルし

なかなか手がつかないのですが

なんとか力を振り絞り、

徹夜をして仕上げていました。

 

睡眠がとれないと、心も体も元気を失います。

そんな毎日が続き

心が動かなくなっていきました。

楽しみを感じなくなり、笑わなくなっていきました。

自分は転職前は精神科で働いていたので

これは自分の精神の危機的状況だと気づき、

このままではうつ病になってしまうと思い

自分が完全に動けなくなる前に行動することを決意しました。

 

周囲に客観的な意見をもらいに行ったのです。

 

うつになると、脳が疲れているため、

悲観的な思考になったり、

自分の考え方の癖が強くでて、偏った考えに陥り、

実際の事実よりも物事を否定的に解釈してしまうことがあります。

そのため、

自分の業界の大先輩に

この環境が異常なのか、

それとも私自身が未熟であることから起きているのか

相談にいきました。

 

そこで、今いる環境が異常であるということを確認しました。

第3者の客観的な意見はとても参考になります。

自分の甘えではなく異常な環境だとわかり

決心することができました。

 

退職するのもエネルギーが必要です。

でも、命を削っては元も子もありません。

命より大事なものはありません。

私は退職を決めました。

次の仕事が決まっていない中で仕事を辞めるのは勇気が要りました。

その時、母が

「仕事は選ばなかったらなんでもある。きついときに資格を活かさなくても別にいいじゃない。元気になってから、またその時資格を活かして働いたらいい。家に帰ってきてもいいよ。」

と言ってくれました。

とても安心しました。

 

 

母意外にも

私にとって大切な人たちが

私の元気がなくなっていく変化に気付いてくれて

無条件に私の味方となってくれました。

いつも声をかけてくれて話をきいてくれました。

私の代わりにこの状況に怒ってくれて

叫んでくれました。

 

私が言いたくても言えないで胸の中に抑えこんでいる感情を

代わりに吐き出してくれました。

とても救われました。

 

変な環境で耐え続けることが美徳ではない。

無駄にエネルギーを奪われないように

その場を去ることが最大のなすべきことなのです。

退職でなくとも先ずは休職でもよいと思います。

 

私は、退職を申し出たところ

リフレッシュ休暇を与えると言われました。

でも休みはいらないので辞めさせてほしいと言い

何がなんでも退職することを目標に行動しました。

今では転職して別世界で心地よく暮らしています。

 

心の元気を失ってしまったら

ストレスの要因となっている環境から適切に距離をとること

大切な人とだけ繋がっていること

これを大切にしてください。

 

孤独は悲観的な思考を強めてしまいます。

あなたを無条件に受け入れてくれる家族や友人との

つながりを大切にしましょう。

 

 

うつになったら、

大きな決断は一旦先延ばしにして

先ずは休むことを勧められています。

 

少しエネルギーを取り戻して
頭がクリアになってからか、
疲れ切って偏った思考になる前に
客観的な思考で考えることが大切です。
 
 
次回は、
環境を変えてから
どうやって元気を取り戻していったのかについて
お話します。
 
 

あなたが自分らしく生きることを

応援しています。

 

読んでくださりありがとうございます。

必要な方に届きますように。