男はつらいよ……!!! | 辻明佳のナイフとフォーク

辻明佳のナイフとフォーク

旅、お料理、ときどき女優。

寅さんにはまってしまった

久々にすごい勢いで


ここんとこ一日一本ペースで寅さん観てる


しかもどれも名作すぎて必ず二回ずつ以上観ちゃうから
テレビ観れる日は一日平均4~5時間寅さん観てる計算


テレビ観られないときは

全シーン・全セリフを解説してる
マニアのサイトに飛んで

さっきまで観てた映画のセリフ
みんなの一挙手一投足をくまなくおさらいして
余韻をむさぼってるというていたらく


このままだと私のことだから
セリフ覚え出すぞ……ガーン

啖呵バイのまねごととかしちゃいたいけど敬意を表して我慢!


世界最長48作のシリーズ、
幼心に金曜ロードショーでちらりちらりと親しんだ記憶はあるものの

まだまだちゃんとは観たことない作品ばかりで
しかもどれを取っても名作ぞろいで

すごい金脈を掘り当てたような気持ちでおります、今。


葛飾柴又の下町情緒はもちろん
(寅さんが旅立つのが決まってお盆か正月前っていうのもすごいクオリア)
(あ、なので「寅さん」は正月・冬の季語にもなっているそうです)


山田洋次監督も、
渥美清も、
倍賞千恵子も、
初代おいちゃんの森川信も、
若き日の超二枚目の前田吟も、
御前様の笠智衆も、
タコ社長も、


みんな、みんな、みんな天才。
きらっきらしてる。

(↑そうです私まだ初期のしか網羅できてないのです)


うあー。
こんな役者さんになれたらなあー。
すごいなーー。


いまんとこのお気に入りは、
第12作『男はつらいよ 私の寅さん』で

とらやのみんなが旅行から帰って来るのを
寅さんが迎えるシーン。


いまそのシーンの魅力と詳細を書いてたんだけど拙すぎて一ミリもその良さ伝えらんなくて全部消した

いまちょっと好きすぎてジョンレノン現象おきてる


(ジョンはヨーコと出会ってからどんどん歌詞が陳腐になってって、
それを記者とかに指摘されて
「愛が究極になるとことばはシンプルになるんだ」
的なことを言ったらしいよ)


とにかく、
いつもは迎えられる側である寅さんが
反対にとらやの面々を出迎えるという
不器用な愛にあふれたシーンはまじで全日本人に観ていただきたいです

あーうひー

ちゃーーーーー
ちゃりらりらりらららーー


TSUTAYA行ってきます。
















やばい