今回紹介する作品は、2011年アメリカ制作のモンスター・パニック(TVM)です。
原題は「ICE ROAD TERROR」。
監督は、テリー・イングラム監督。
出演は、ディラン・ニール、ブレア・グラント、タイ・オルソン、マルコム・スチュワート、マイケル・ホーガン、メリリン・ガン。
「それを追う凶暴なモンスターの壮絶チェイス!!
女バウンティー・ハンターが極悪人を追いこみ、肉弾バトルを繰り広げる!
モンスターを振り払おうと右へ左へと迫力満点のシーン!」
…っとあるが、嘘くさい。
それでは観ましょう、DVDをセット。
■□■□■ ストーリー □■□■□
アラスカの氷に閉ざされたとある採石場、作業の為の爆破により大きな穴が出来る・・・その穴の奥でキラリと何かが光った事にその場にいた作業員たちは誰も気づかない。
突如、穴の中に一人の作業員が引きずり込まれた。
地中より這い出して来たのは、巨大な恐竜の様な生物。
長い眠りから目覚め、次々と人間を襲う。
別の場所では環境調査委員のレイチェルが採石現場の調査の為ニールとジャックに同行して現場へと向かう。
現場に着いた三人が目にしたのは異様な光景だった。危険を感じた三人の元へヤツは現われた。
危機一髪ヤツを振り切りトレーラーに乗り込んでその場を後にする。
しかし、ヤツはトレーラーの天井にしがみ付きついて来ていた。
何度引き離してもヤツは現われる。
三人は命からがら山小屋に逃げ込むが・・・ヤツは再び現われる。
執拗に三人を追いまわす化け物との最後の戦いが始まる・・・。
■□■□■ 感想 □■□■□
これは酷い…
センスの欠片もないショボい作品でガッカリ><;
話は、アラスカの採石場で蘇った巨大生物“ウェンチュ”が採石場の従業員を皆殺し。
そこへ、大量の爆薬を積んだ二台のトレーラーが到着し、“ウェンチュ”との追いかけっこが始まる…って、話。
役者陣は真面目に演技してて良かったが、肝心の巨大生物“ウェンチュ”がヘボいのなんのって…
浮き浮きCGにカクカクした動き、容姿は恐竜というよりも巨大なトカゲ…コモドドラゴンを更に大きくした感じのモンスター。
そかも“ウェンチュ”が人を襲うシーンなんかヘタクソすぎて呆れる。
役者が“ウェンチュ”に襲われてる風の演技をし血が飛び散るが肝心の“ウェンチュ”の姿は見えない…
役者と“ウェンチュ”の絡みのシーンがほとんど無いのだ。
なので観ている側が「あ~咬まれてるのね?」「あ~爪で引っ掻かれたのかな?」「ん?尻尾でぶっ飛ばされた?」など自分で想像しなきゃならないので疲れる(;´▽`A``
そして終盤。
山小屋に逃げ込み脱出を試みるが、結局失敗。そして篭城。
あれ?あんたら採石現場で使う大量の爆薬トレーラーに積んでたよね?何故使わない?って感じでチョッとイライラ。
で、結局爆薬は使わず、“ウェンチュ”を山小屋に誘き入れ小屋ごと燃やして終了。
結局、最大の武器を使わず終了。
伏線もなにも完全無視の内容にガッカリ…
これが新作か?と疑いたくなるような出来なので当然オススメしない。
しかし、今時あのCGは無いでしょ…
ストーリー
恐怖、グロ
巨大生物“ウェンチュ”