「ハリウッド人肉通り」 | ハーコン博士の映写室。

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 - 博士が静止する日 -


ハーコン博士の映写室。-ハリウッド人肉通り 今回紹介する作品は、2003年アメリカ制作の未公開ホラーです。


原題は「THE GHOULS」。

脚本・製作・監督は、チャド・ファーリン監督。

出演は、ティナ・バーチフィールド、ジェームズ・ガン、スティーヴン・ブラックハート、ジル・エスピノーザ。


しかし、なんとも恐ろしい邦題だこと…

ジャケだけで吐き気がする><;


それでは観ましょう、DVDをセット。


■□■□■ ストーリー □■□■□

エリック・ヘイズは、フリーカメラマン。

派手なネオンの裏側で凶悪犯罪がはびこるハリウッドという街で、事件現場を撮影しては新聞社に写真を売りつけていた。

殺人やレイプなどの場面に遭遇しても、高く売れる写真を撮るために決して助けに行かず、物陰から撮影していた。

エリックには良心の呵責よりも日銭が重要だった。

そして新たな事件の匂いを嗅ぎ付け、ハリウッドの裏通りに向かったエリックであったが、ストロボに照らされて暗闇から浮かび上がってきたものは、食い荒らされた人間の死体であった。

そしてその側には何者かの姿が。

慌ててシャッターを押し、なんとか逃げ出したが、カメラにフィルムを入れ忘れていたことに気付く。

特ダネを逃すまいと、再び通りに足を踏み入れるエリックに、さらなる恐怖と驚愕の真実が待ち受けていた…。


■□■□■ 感想 □■□■□

そこそこグロくて、低予算B級ホラーとしてはアリかな。

ストーリーは微妙だけどね^^;


まず、オープニングからショッキングな自殺シーンやら妻を刺殺する男のシーンやらで度肝を抜く…。

その後、冴えないフリーカメラマンのエリックが特ダネを求めて車でハリウッドの裏通りに向かった。

すると泣き叫ぶ女性の声!カメラを手に裏通りに入ると数匹のグールが人肉を貪り喰らっていた…って、話。


ホラーとしてのグロさや恐怖は平均点以上で見所があるが…

主人公を始めとする主要キャラが全て感情移入し辛いゲス野郎ばかりでチョッとイライラ。

だって、グールの親子が射殺された時の方が、人間が襲われた時より可哀想だと思ったもの><;

あと、グールが何故地下に住み着いてるのかなどが描かれてないのも残念。


それでも低予算B級ホラーとしては頑張ったほうじゃないかな。

ラストの意外な特ダネも個人的に好きだしね。


全体的に粗く汚い映像なので、その辺を我慢して観れる方には暇つぶしにはなるかもね。

ただ、メタボのオヤジと血が苦手な方は観ないでね。


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