雑誌、空き缶を陶で表現、三島喜美代(91歳没)! | はーちゃんのブログ

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大量立体作品を消費される日用品を模した立体作品を手掛け、独自の陶表現を開いた

現代美術家の三島喜代美さんが、7月19日に亡くなった。

1932年生まれの、大阪出身の女性で、夫は油絵画家、1970年から独学で陶制作を始め、新聞や空き缶の表面などの印刷物を転写した陶作品を手掛けた。

2024年5月からは、東京練馬区立美術館で7月7日まで美術展を開催中。

 

 

1986年から87年にかけて、ロックフェラー財団の奨学金で、ニューヨークに留学。

近年には、英国の、大英博物館に作品が収蔵されるなど、国内外で彼女の作品の評価が

高まっており、東京、森美術館の(アナザー.エナジー展)では、唯一の国内在住作家として参加した。

その他、瀬戸内海の直島には、(巨大なゴミ箱の作品-もう一つの再生2005-N-を制作

これを野外に設置した。

 

 

彼女は、創作を(命がけで遊ぶこと)だと表現し、(ゴミ)をモチーフにした作品を

多数制作した。

出身地の大阪や、岐阜県土岐市を拠点として、FRPや金属などを素材にして、多数の陶作品を手掛けた。

2022年、毎日芸術賞受賞。革新的芸術家だった。