前田穂南選手の両親は、ドラマ(東京ラブストーリー)のフアンで、そのドラマのヒロイン役だった、鈴木保奈美と同じ読み方の穂南と、彼女の名前を名付けた。
小5から陸上競技を始め、中3では、尼崎市総合陸上競技大会で800m、1500mを
2連覇。
高校駅伝では、強豪校だったため、万年補欠、卒後岡山の天満屋へ、2019年、全国女子駅伝で、大阪代表のアンカーを任され、3位まで成績を押し上げた。
2019年9月、マラソン、グランドチャンピオンシップ女子マラソンで、2.25.15で優勝、2020年度東京五輪出場内定、2021年8月、札幌で行われた東京五輪女子マラソンで33位となる。
パリ.オリンピック最後の1枠をかけた、今回のマラソンでは(2024年1月28日 大阪国際女子マラソン)21キロ過ぎに先頭に飛び出し、途中、31キロ過ぎにエチオピアのエデサ選手に追い抜かれ2位となるも、高速ペースを維持して走り続け、2.18.59のタイムでゴールイン!
このタイムは、2005年のベルリンマラソンでの野口みずき選手の2.19.12の記録を19年ぶりに更新する記録!
彼女が、現在の、日本歴代最速ランナーとなった。
(体が勝手に動いて、だから、勢いで行こうと思った、練習はしっかりやってきたので
それを信じて最後まで走り切りました)と、穂南選手、恩師の安田功監督は(声は小さいけど、意志が強くて、目標が常に大きい選手)と、彼女のことを語った。
あれとは、日本記録更新のことだった!