二日目は小樽と札幌市内の観光。
小樽は海外の旅客者も多く、完全に観光の街となっている。
数年前、まだ雪の残る早春に訪れたことがある。
運河添いの雪の道を歩いた時の方が、やはり趣がある。
奥方と娘たちは小樽のスイートを求め、ルタオや北菓楼などにスイートの買い出しにいたので、
自分は分れ花を探すが、街中に花は少ない。
ナナカマドの薄紅葉(モミジ)
運河周辺のナナカマドが紅葉をはじめ、
果実も葉っぱが、緑や薄い赤や深紅と入り混じっている。
こういうのを「薄紅葉(うすもみじ)」と表現するのだろう。
見渡す限り深紅の紅葉は圧巻があるかもしれないが、
染まり始めた姿は優しさを感じさせ、これからの深化を想像することができる。
運河
干し海鼠
札幌場外市場で干し海鼠を初めて見た。
なんとなんと、ワンパックが20万円前後もする高級食材なのだ。
真海鼠の内臓を抜き、海水または海水に近い食塩水で煮た後、天日干しをしたものである。
中華料理や漢方薬の材料になる。
赤海鼠(青海鼠は美味しくない)の酢物は美味しい。
以前、新大久保の中華料理店で海鼠入りの料理を食べたことはあるが、旨いとは思わなかった。
青海鼠の干し海鼠だったのかもしれない。
鮑、ふかひれ、干し海鼠を使った「紅焼三鮮」は、グルメ必須の海鮮料理とのこと。
札幌大通公園
北海道マラソンの開催日で大通公園は、市民ランナーの更衣場所になっっており大混雑だった。
孫たちと、焼きとうきびを“うまいうまい”といいながら食べた。
一本のカエデがかなり紅葉していた。
ゲンノショウコは民間薬の代表。
薬効のある整腸生薬であるので、「現に効く証拠」から名がついた。
ハクサンフウロなどと同じフウロの仲間。
前泊のニセコのホテル傍で撮った花たち
(8月26日撮影)