御岳山のレンゲショウマとロックガーデンのハイキングを楽しんできた。

ケーブルカー山頂駅広場の横道に入ると、すぐレンゲショウマの大群落がはじまる。

土曜日だったので大勢の人が訪れ、写真を撮るのも大変。

 

 レンゲショウマは萼・花弁とも肉厚だが、透き通るような光沢があり、優雅な花だ。

花形、花色、花姿が気品のあり、夏の茶花として人気がある。

花を蓮に見たて、葉っぱがサラシナショウマに似るので、レンゲショウマ。

 “夏の花の妖精”

 

 二段構えの花に見えるが、7・8枚の淡紫色の花弁に見えるのは萼片で、

中央の濃い紫色の筒状に見えるのが、10~13枚の花弁である。

 

 蕾は丸い萼に覆われカプセルの様だ。

花は一斉に咲くことはない。

風雨など自然現象に対応するための自己防衛をしているようだ。

 

 カプセルが弾けて開花した萼は、鎧の様だ。

 

 上から陽を浴びるとまた異なる趣がある。

別の花の様にも見える。

 

 下向きの花は、電機のランプシェードかシャンゼリアの様に見える。

 

 花は様々な方向に向いてぶら下がって咲く。

花の重みでしなり、少しの風でもゆらゆら揺れる。

モビールの様だ。

 

 二つの蕾が、ヤジロベーのようにバランスを取り揺れている。

 

 ロックガーデン

 ロックガーデンは苔むした岩の間を清流が流れ、沢沿いに歩きやく、散策を楽しめる。、

 

 天狗岩

 天狗が上を向いたような形の岩とのことで名前がついたが、ちょっと?

大きな岩ではある。

鎖と鉄のはしごで上に登ることができる。

下からでも、上に天狗らしき像が見える。

 

 綾広の滝

 落差10m位の滝。

武蔵御嶽神社の滝行の、パワーすぽっとでもある。

 

 天狗の腰掛杉

 樹齢350年。樹高60m位の巨大杉。

いかにも、天狗が腰かけたというように見える枝が面白い。

 

 御岳山山頂

 山頂には武蔵御嶽神社が祀られている。

 

                                                        (8月18日訪問)