8時から運航の栂池パノラマウエイに乗るため、

15分ほど前に乗り場に行くも、既に30人ほどの人が並んでいた。

 ゴンドラとロープウエイを乗り継ぎ、予定より少し早く8時50分に栂池自然園に入る。

ミズバショウ湿原に入ると、すぐ眼前にミズバショウの群落が始まる。

 

 白馬山系を借景に水芭蕉の大群落

 左から、杓子岳(2812m)  白馬岳(2932m)  小蓮華山(2766m)を借景に、ミズバショウの大群落が展開。

 景観に感動!!     良い写真が撮れた。

 今日(22日)から「ミズバショウ祭り」が始まった。

開花したばかりのミズバショウが殆どなので、小ぶりで本当に可愛い。

 今年は三回目のミズバショウだが、他の二か所の花は生育が進み巨大化していたが、

ここのは、ミズバショウだけでも絵になる

 

 ミズバショウはこの湿原以外にも、園内のいたるところの木道脇のあちこちに、

キンポウゲなどと群生している。

 尾瀬では5月末頃にミズバショウが咲くので、夏の花と思われがちだが、

尾瀬の5月末は雪解けがやっと進んで、季節的には春なのだ。

 

  ミズバショウの予備軍

 ミズバショウの予備軍が、今か今かとすくすくと伸びている。

明日にも開花するのではと思う。

 

 ミヤマキンポウゲ

 ミヤマキンポウゲはミズバショウとセット的に咲くことが多いようだ。

 

 リュウキンカ

 茎が直立して黄金色に咲くので、立金花

 

 湿原の木道

 白馬(しろうま)岳は北アルプス屈指の人気の山である。

若いころ、夏スキーも含め何度か八方尾根に行ったが、

白馬岳から後立山連峰の勇姿は見飽きない。

 

 自然園の後半コースは四割くらいは積雪に覆われている。

ポールの赤いリボンを道しるべに慎重に歩く。

 

 ヒメイチゲ

 

 タカネザクラ

 涼しい所を好むようで、桜の仲間で最も標高の高い所に咲く桜。

 

 サンカヨウ

 清楚な白い花が、大きな葉っぱの間から飛び出して、花姿はブーケの様だ。

 

 カラマツの枯れ枝

 残雪の上に、紅葉したカラマツの花は良く目立つ。

 

 自然園入口

 

 ベニバナイチゴ

  自然園入口近くに咲いていた。

キイチゴだが赤い(紫)色のイチゴの花は初めて見た。

 

 蕗の綿毛

 蕗の花の終わりは綿毛になるのも初めて知った。

蕗の董の最終系なのかな。