21日はクラスメイトと穂高に向かい、安曇野を周遊する。

まずは、碌山美術館で日本のロザン こと、荻原守衛の彫刻を鑑賞する。

重要文化財に指定されている彫像「女」をはじめ、数多くの彫刻や、素描・油彩画を鑑賞。

 

 碌山美術館

 なかなか趣のある美術館である。

庭には多く種類の木やホタルブクロやトラノオなど野草が雰囲気を盛り上げる。

 

ホタルブクロ

 

 トラノオの群生があるが、花はそろそろ終わりで、

五弁の花弁が葉っぱの上に額ごと落ちているのも詩情的だ。

 

 穂高神社

 初めて穂高神社にお参りした。

奥宮は穂高岳の麓の上高地、嶺宮は北アルプスの主峰・奥穂高岳の山頂にられている。

 祀たてまっている穂高見命のながれをくむ安曇族は、

北九州で、海運で栄えていたとは、北九州小倉出身の自分は全く知らなかった。

 

 

駐車場横のザクロがきれいで、そろそろ果実の育成を始めていた。

 

 早春賦の歌碑

 穂高川の土手に早春賦歌碑がある。

安曇野の遅い春を待ちわびる心を歌った「早春賦」の碑を作りたいと、

地元の有志の熱意によって建てられた。(ちなみに、作詞は大分県の方、作曲は東京都の方)

 歌碑傍にはソーラー式のオルゴールが設置されており、いつでも聞くことができる。

 

 大王わさび農園

水車

 

 わさび田

 

 穂高での蕎麦料理で反省会の後、仲間と別れ栂池に向かう。

大糸線を北上し信濃大町を過ぎると景観が大きく変わる。

一気に残雪の多い山が多くなる。

 車窓に、仁科三湖の一番南の木崎湖が展開する。

木崎湖は温泉やキャンプ場などレジャー地となっている。

湖畔の佇まいは、なんとなくフィヨルド地区を思わせる。

 

 栂池高原からの夕方の白馬山系

 日没時の夕焼けを期待したが、かなぶり。

明日、早朝からの栂池自然園景観を期待しながら宿に入る。

 

 街中は何故かアメリカンコスモスが、あちこちに咲いている。

 

 長野県の各地でマーガレットを見ることも多いのは何故だろう。

園芸種が野生化したのかとも思うが、牧場が多いので飼料と一緒に入り込んだとも考えられる。

 

 センノキ百体観音象群

 西國三十三、秩父三十四、坂東三十三番の百体だが、現在は八十余体。

傍の弘法大師象の台座には安政五年とあるが、観音像の造立年は不明。

百体観音像は江戸時代に各地で造られている。

 

ノコンギキに囲まれた弘法大師象

 

ノコンギクに蝶が蜜を吸いに来た

 

ウツボグサ

 

グミの実

 

ノカンゾウ

 

かわいい薔薇