和光樹林公園には20本ほどのマンサクの通りがある。

今、ちょうど満開で周辺に芳香を振りまいている。

今年は寒気のためか、やや花数が少なく感じる。

殆どが黄色で花も大きなシナマンサクなので黄金ベルトとなっている。

 

 マンサクは飛騨では「ねそ」とも呼ばれる。

「ねそ」は、若いマンサクの枝で、よくたわみ、

捻じりや引っ張りに強く、結束材になる。

筏や柴を縛るのに使われていた。

 ねそは、白川郷の合掌作りの屋根の木と木を結ぶのに使われている。

濡らして縛ると乾燥して、強力な結束となる。

今でいう、強力な結束バンドである。

 

シナマンサク

 

シナマンサクの方が芳香が強いように感じる。

花をよく見ると、真ん中の4個の雄しべが意外と目立ち印象的である。

 

マンサク

 

 

砂漠?

 雑木林の枯草を覆っていた積雪が融け、まるで砂漠のような光景になっていた。

現在この林の中は立ち入り禁止となっており、草が伸び放題だった。

 

ヤエカンコウ(八重寒紅)

 隣接する大泉中央公園のヤエコウバイが、優しくつややかに咲いている。

この紅梅は早咲きで、三・四週間ほど前から咲いておりそろそろ白梅と交代かな。

 

 樹林公園の梅が七・八分位の開花となった。

ちょっとピンクかかっており、かわいらしい。