和光樹林公園には20本ほどのマンサクの並木道がある。
10日ほど前に2・3輪の開花を見つけた。先日の大雪で開花状況が気になり行ってみた。
1本の木は3分咲き位、もう1本は数輪ほころびている。
除雪した雪に覆われて寒そうで、残りはもう少し日差しが欲しそう。
この花を見ると、丸まった紙筒に息を吹き込むとぴろぴろと伸び、
やめると巻き戻したりする和風おもちゃの“ふきもどし(ぴろぴろ笛)”を思い出す。
細いリボンをあちこちに折り曲げた花弁を見ると、
つぼみの中はどうなっているのかと気になる。
草原がクレーターに変身していた。
落ち葉や松ぼっくりや、積雪の下の石などの周辺の雪が日差しを浴び融けたのだろう。
月面世界だ。
冬の高度の低い逆光の光をあびて雪がキラキラと輝き綺麗だ。
氷の粒が立ち上があり、触るとふわふわして気持ちが良い。
毛皮のような感じもする。
雪がやみ朝のひかりを浴び、落葉したケヤキに雪の花が咲いた。
お昼前には溶けだし元の枯れ木になった。
我が家のベランダから見ることができる大雪からの貴重なプレゼント。