前記事から早3ヶ月程度が経ってしまいました。
以下は、娘が出て行って10日後くらいに書き、放置していたものなので内容は古いですが、当時の辛さが伝わってきたので、そのまま載せます。
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結局、自分自身でこのままでは危険と判断し、精神科に電話しました。
どこの心療内科も初診は受け付けてなくて、この精神科も1ヶ月後と言われたのですが、電話口の私の状態が酷かったみたいで、早めに予約を入れてくれました。
先生に「何か趣味とか熱中できることはないの？そういうことしたらいいのに」と言われた時は、ちょっとモヤっとしました。熱中したり楽しめていたことをしたくても出来ない自分の変わりように戸惑っているから受診してるのにと。
でも、いきなり薬を使わずカウンセリングで様子を見ましょうと言ってもらえて安心しました（薬はできるだけ飲みたくなかった。睡眠薬は処方してもらいましたが、結局一度も飲んでない）。
先生はちょっと微妙だったけど、カウンセラーさんがとても親身になってくれて、不安になったらいつでもカウンセリングしてもらえると分かって心強かった。だけど、やはりお金がかかることなので、できる限り自力で完全回復したい。
3月〜4月上旬
娘の卒業式
息子の県立高校入試
息子の合格発表（娘の後輩になりました）
息子の卒業式
娘の引越し準備
自治会役員引き継ぎ
娘の入学式
息子の入学式
と、全部1人で乗り越えました。
（このタイミングでなぜ自治会役員が回ってくるのか…）
夫婦2人で式に出席しているのを見ると、私ってひとり親だっけ？って寂しくなりました。
精神的に不安定な状態に加えキャパオーバー気味だったので、息子の県立高校入試ではお弁当を作るのを忘れそうになり、高校学納金の引落口座登録は忘れました。
さらに、娘の引越し数日前に
職場から「大口取引先がなくなるので、突然だがパートさんには5月末には辞めてもらうが、ざらざらさんには残ってもらいたい」という話があった。でも、娘のことが落ち着いたらもっと稼げるところに転職しようと思っていたので、悩みが増える。精神状態も悪いし、すぐには転職先見つからないだろうから、夏くらいまでに見つけられればいいと思っていたのに。
娘の引越しは、引越し会社を使わなかった（高すぎる）ので、いろんなところへの手配にかなり気を揉みましたが、なんとか最低限は住める状態にはしてきました（それでも服はダンボールから出してもらってる）。
初期費用がとんでもなく高い学生会館だったけど、高いだけあって快適そうです。朝夕食も栄養バランスも良いし美味しかったです。
複数の公共交通機関、スーパー、コンビニ、ドラッグストア、100均、が近くにあるとこんなにも安心するんだと気づきました。
娘の入学式では、学長さんの言葉があたたかくて、涙を流してきました。
娘たちの学年がどれほどコロナに邪魔をされやりたいことも我慢し青春を奪われてきたかに言及し、これからはこの大学で思う存分青春を取り返してほしい、私たち職員は全力でそのお手伝いをする準備はできていると。そんな心強い言葉をいただけて、娘を預ける大学がここでよかったと思えました。
また、海外へ目を向けてと言った話もあり、資格も取りたい英語の活用や留学もしたいという娘には、この人生選択でよかったのだと自分を納得させることができました。
引越しと入学式を1泊で終え、息子を1人自宅に残してきてたので、少し不安そうな娘を残し「じゃあ帰るね」と慌てて学生会館を後にしました。
電車の乗継ぎ時間がほとんどなかったので、とにかく必死でラッシュをくぐり抜け特急に飛び乗り、なんとか地元の駅に帰ってきました。
で、そこから車を運転して家まで帰る途中、急に「今から家に帰っても、もう娘はいないんだ」と思って号泣。自分の身体の一部を遠くに置いてきてしまった気分。泣きすぎて空気があるのに息できないみたいになって、運転してるのに危なかった。
帰宅して、目が真っ赤な母を見て、息子は一瞬あれ？という顔をしてましたが、何も言わずにいてくれました。遅い時間になってしまったけど、2人で息子のリクエストのお寿司を食べに行きました。
娘がいなくなって約10日。
娘が出て行って以来、娘の部屋には入らなかったのですが、入ってみたんです。そしたら、ベッドの布団が家を出て行った日の朝のまま、娘が起きた形をキープしていて、それが娘らしくて、直すのがつらかった。制服を洗おうとクローゼットを開けたけど辛くなってきて…まだ時期尚早だったみたいです。
まだ泣かない日はないのですが、娘はすでにすっかり楽しんでるようです。連絡も最初の2、3日はしてきたのに、最近はこちらからしないとありません。あんなに朝起きられなかったのに、今は1人でちゃんと起きられてるようです。娘は立ち止まらず、どんどん自立、急成長してる。だから、私もいつまでも泣いてないで、子離れしないと。
だけど今はまだ、スーパーや街中で小さい子と親が仲良く一緒にいる姿を見たりするだけで、辛くて泣いてしまう。
挙句、今まで考えたことなかったのに私の両親もいつまでも健在じゃないって思ってしまい、なんだかさらにつらくなって。
まだ時間がかかるかな…。
寡黙な息子と2人暮らしとなり
騒がしかった娘がいないことは、私の喉を取ってしまったように感じ苦しいです。
それでも、息子は私のことを気遣ってくれているのか、以前より長い時間リビングにいてくれます。ご飯の時も、私がどうでもいいことをうるさいくらいに話しかけるけど、少しは反応してくれます。息子は料理が好きなので、一緒にご飯を作ったりもしてます。