自分に集中出来ているか?


先日の関東甲信越山梨大会、実はメンタルがブレブレでした。


ここまで年内3つの試合に出て、調整を繰り返して良い状態に持ってきてはいたものの


やりたいことと、やらなくてはいけないことが直前で迷ってしまい、結局自分が何をやるべきなのか、分からなくなってしまいました。


1予選の最中も、他の選手の踊りをガン見してしまったり、一つ前の神奈川戦の時の悪い感覚ばかり思い出してしまい、これはアカンと…


自分自身に集中出来ていないことに気付きました。


そこで私が実践したことをお伝えします。




まず、吐く


吐くものは2つあります。


1つは、息です。


意識的に吐く。

4秒で吸って8秒かけてゆっくり吐いていく。


自分の出番の直前まで呼吸を意識し続けて、よし、もう大丈夫と思えたら普通の呼吸に戻します。


これだけでもかなり気持ちが落ち着いて肩の力も抜けていきます。


緊張していると肩で呼吸してしまい、十分な酸素が吸えなくなってしまいます。




2つめは、言葉を吐く。


暴言を吐くとか誰かの悪口を言うとかじゃなくて、


今の自分のネガティブな気持ちをとにかく言葉にして吐き出す。


一緒に踊っている相手が、ネガティブな言葉を真に受けずに流せる人だったら相手に直接話を聞いてもらう感じで、気になっていることを全て話す。


幸いにもおーうちくんが全く動じない人なので、


「今緊張してるんだよねー」

「私のホールド大丈夫かな?」

「うまくやれるかな?」

「ヘアメイク誰よりもいけてる?」


などなど笑、あらゆることを話します。何を話してもうまーく受け流してくれるので、こちらはスッキリ笑


もし相手の人が真に受けてしまうタイプの人なら、話さずに自分のスマホのメモに書き殴りましょう。


とにかく今思っていること全てを吐き出します。


するとスッキリするから!ぜひやってみてください。




そして、離れる


インターバル中、控室では色んなものが見えたり聞こえたりしてリラックスするのは難しかったりしますよね。


なんだか心がザワザワして落ち着かないなと思ったら、その場から離れて、1人になって落ち着ける場所に行きます。


それが難しかったらイヤホンで遮断するのも良いですね。


そして、テンションを上げたいのか落ち着きたいのか、自分に聞いてみて、テンションを上げたかったら軽くランニングなどをして、落ち着きたかったらひたすら呼吸に集中して整えます。





それともう一つ、自分の思考から離れる。


自分が本当は何がしたいのか問いかけます。


やりたいことは何なのか、一つだけに絞り、どう踊りたいかを考えます。


あれもこれもやろうとすると、結局何も上手くいかないです。悲しいことに。




背が高くなったね!


1予選が終わった後に、まずは会場の外に出てぼーっとしながらベンチに座って日光に当たり、もくもくと自問自答してました。


そして出た答えが、「ダンスを表現したいんだ!」ということで、技術がどうとかそういう答えではなくなりふっと体が軽くなりました。


その後のラウンドの前におーうちくんから、「背が高くなってスッキリしたね!」と言われました。


見た目にも変化があったようです!不思議と自信が湧いてきて、それから踊りやすくなりました。



変な曲だったり曲がゆっくりだったり、床が踊りづらかったり、強いヒートに入ってしまったり、当日は自分ではどうしようも出来ないことだらけ。


でも当日どんなコンディションになるかは自分次第で、変えられるのも自分次第!!ということです。



競技選手だけではなくても、デモを踊る時にもぜひ実践してみてください〜!


少しでも皆さんがダンスを楽しめますように。



今日は大事かメンタルの話なので長くなっちゃった!見ていただきありがとうございました!


See you soon!