さくらは
きれいに
ドミソに
なってゆく
( 2020.4.2 車窓から大岡川の桜を見て)
( チビ姫作 )
読まれた方もいらっしゃるかな?
ドレミではなくて
和音のドミソ
1番ポピュラーな
心がすっと受け容れてくれる和音
1人じゃないよって
桜の奏でる演奏が
聴こえてきそう
次女の口から
何とは無しに零れ出た言葉が
キラリ光って宝物になった
書き留めておいて
良かった
へっぽんにょ
へっぽんにょ
へっぽんにょ
(2歳頃の長女の言葉)
(電気の傘の紐を見て)
これは
「へっぽんにょ」だよ
「これなあに?」
と聞けば
「へっぽんにょ」
何度聞いても
電気の傘から長く伸びた
プルスイッチの紐を見て
「へっぽんにょ」
だと
2歳の長女は言う
へっぽんにょ
へっぽんにょ
へっぽんにょ
三回繰り返してみた
わたしは
ニャッキのような
シャクトリムシが
下から紐を登ってゆくのを
想像したけれど
長女も
もうすっかり忘れていて
真意は
いまだに定かではない
長女は
造語を作るのが得意で
いっぱいあったのだけど
「へっぽんにょ」
の
印象が強すぎて
記憶が苦手な私は
忘れてしまった
ちょっと後悔
書き留めておけば
良かった
だけど
照明の紐を見上げる
幼い長女の真剣な眼差しと
わたしの
不思議に思う疑問は
しっかり心に残ってる
懐かしい
セピア色の宝物
残しておきたい宝物
見えるもの
見えないもの
口から流れ出た言葉は
見えないけれど
文字にして
改めて書いてみると
無垢なキラキラした
こども達の言葉に
心癒された
やっぱり
わたしの立ち位置は
あなたたちの
お母さん
昨年に引き続き
参加させて頂きました
こういう機会が無ければ
振り返らなかったかもしれない
心の中の引き出しにある
大切な宝物
思い出させて頂きました
参加させて頂き
本当にありがとうございました😊
みかん