自宅映画「ストックホルムでワルツを」「at Home」 | *hu*のブログ   日々のこと

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映画の感想


あけましておめでとうございます
今頃のご挨拶ですが、本年も宜しくお願い致します

絡んでくださる方
いつもいいねしてくださる方
通りすがりの方も


皆さま本当にありがとうございます照れ



さて、今年も観た映画の感想を残します


観るだけ観て感想を放置していました…

今どこでこれを書いているかと言いますと
大阪に向かう新幹線の中です



仕事です


行きたくないです


今すぐ神戸にでも降りて夜景見て帰りたい笑
いや、家に帰りたい笑


もう、楽しみは帰りに買うつもりの
551の肉まんとシュウマイのことだけです…笑




ストックホルムでワルツを

実在したスウェーデンの歌手
モニカ・ゼタールンドの数年を描いたストーリー

幼少期から亡くなるまでではなく
あくまでも数年
歌手として成功?する間の数年です

なのでこの後この方がどうなったのかとても
気になって検索してみました

晩年は悲しい亡くなり方だったようで
余計映画の最後が印象深くなってきます


女でありたい
誰からも愛されたい
仕事もしたいし歌で認められたい
いい母親でもありたいというか思われたい


とても欲張りで全部を欲しがった主人公
ボロボロになりながらも走り出したら止まりません
いや、止まれなかったのかな


父親にも立ち止まる様に何度も諭されるのに
彼女は自分に正直に奔放に生きていきます

彼女が傷付いたり、落ちぶれるのは
すべて自分自身が原因なのに本当にすごいなと思いました

承認欲求が強すぎる…


映画の最後は彼女、幸せの絶頂にいて
満面の笑みで終わります


自由奔放な人でも、ある種、幸せになれるんだなと
なんとなく共感できないなーと思いました



at Home



絵に描いたような幸せそうな家族

……に見えますが、全員血は繋がっておらず
生業は窃盗や詐欺

それでも「家族」な姿に胸を打たれてしまいます


虐待や暴力など様々な理由で
孤独な人達が集まり
父、母、息子(長男)、娘(長女)、息子(次男)をしている


お互いが大事で幸せに暮らしていたのに
お互いを幸せにしたいがために無理をして

母親がしていた結婚詐欺でしくじってしまう
その為に犯してしまった次の罪

父親をしていた男性が全てを被り服役します
「父親」なので


この辺りの絆の描き方が良かった
綺麗でした


そして服役を終えて出てきた時……

偽りでも家族だったのにすべてを一度手放してしまった男の元には何も残っていない
みんなで住んでいた家も朽ち果てていて…


そう思った最後の最後


美しい終わり方だなと思わせる結末でした



やっていることや身を置く環境が特殊なだけに
より、家族とは、絆とはを描き出せる
そんなお話だった様に思います


観終わった後、今、周りにいてくれる人達を
大事にしたいなと思いました