自宅映画「マジック・イン・ムーンライト」「人生万歳!」 | *hu*のブログ   日々のこと

*hu*のブログ   日々のこと

日々のこと
映画の感想



見にきてくださっている方々
いつもありがとうございます照れ



今日もみた映画の感想を残します!



マジック・イン・ムーンライト


猜疑心が強く現実主義のマジシャン
心霊世界があると言う占い師

この2人の恋のお話



マジシャンは友人から富豪の家に住みついた
占い師のペテンを暴いて欲しいと依頼され
出会う2人


初めは占い師が言い当てる事、やる事すべてに
トリックがあると言いペテンだと疑っているが


やがて…教えても無いことを言い当てられたり
だんだんと信じ、彼女の魅力に惹かれていく



つまりはミイラ取りがミイラになるという
それだけのお話です



観てて、あー騙されてるよーと思いながら
観てしまうくらい簡単に主人公が
騙されていく姿は滑稽でしたね…


仕掛けが見え透いている…


まあ、でもそこはウディアレンの映画なので
騙す騙されるというのを楽しむと言うよりは
2人の不器用な恋愛模様に主軸を置いてみた方が
楽しめる映画なのかなと思います…



私、ウディアレン映画、苦手だったのに…
なんで観たんだろう…




人生万歳!



さっき、ウディアレン映画は苦手だと書いたそばから…不覚……


この映画は面白かった


そして私はなぜウディアレン映画を借りたのか…


この2作は宅配レンタルの方で届いたやつで
だいぶん前にリストに入れたもののはずなんですが

その時の私に問いたい…


なぜ、ウディアレン映画を……
そしてなぜリスト整理を怠ったのか……


ただこの映画に関しては
数年前の私、グッジョブ!





元・天才学者の偏屈な初老の男性
かなりの変わり者
近所の子供にチェスを教えているけど
相当な毒舌、子供にも容赦なし
自殺願望があり世間を斜めから見ている


そこに無知な家出少女が転がり込み
そこからのてんやわんやが描かれます


コメディなんですけど
味付けがウディアレンなので爆笑ではなく
ぷぷっと笑えます


なんでか今回の登場人物達は
今まで観てきたウディアレン映画の登場人物とは違い
滑稽に見えることはなく魅力的です


本当にそこが不思議
今まではウディアレン映画といえば
登場人物達が監督に踊らされてる人形劇でも
観ているような気がしてたんですけど
この映画は違う気がしました



内容はやっぱり色恋なんですけど
それだけじゃない面倒臭い精神論や
政治論、宗教論などなど大量に盛り込まれてます


面白い揶揄の仕方だなとは思います
皮肉屋の主人公がばっさりと世間を切るのは
小気味いいです



最後はこれをハッピーエンディングと言わずして
なんと言う!くらい丸く収まって


後味さっぱりでした



あんまり先入観をもってはいけないなと
反省しました