入院生活の事を新リリースされた声のブログで綴ってみたいと思います
3対1 その②
入院生活の食事は四人部屋の私以外3人とも消化器系の疾患なので
回復する入院後半までは流動食。
全て食べ終わるのに数分もかかりません
食事のメニューを選択式で選べるのは私一人だったので
「今日は何?」と食べている間にいきなりカーテンを開けられて、
にこやかに凝視されることを朝昼晩。
「流動食は味気ないけど点滴よりはマシなのよ」と言われても
「そうなんですか」と答える以外ないし、
なぜかだんだんと申し訳ないような気持ちになりました。
消化系の入院で長期や繰り返す人が多いのか
入院にはとても慣れているようでした。
看護師さんや病院内でのお知り合いも多くとてもフレンドリー?
四人部屋では音の鳴るものは禁止でしたが
そんな制約はこの病室にはなかったと思います。
テレビ電話状態での通話 LINE の呼び出し音、面会時間前からの家族団欒
入れ替わり人が来ては楽しそうな、えげつないような会話で盛り上がっていました。
「死ぬ病気じゃないからね・・・」となぜそこで声を潜めるのか
「入院ばっかりしてるからお金なくてさ〜」誰かに無心している会話やら、
「ばあちゃん保険がおりたらそのお金で東京ディズニーランドに連れてってよ〜」とか?
ぎょっとする話も丸聞こえです。
1つベッドに1つの面会用の椅子が用意されていましたが
ある日電話をかけに自分のベッドから降りて、ふと今日は静かだなと隣のベッドを見ると、
どこから調達してきたのか折りたたみ椅子5つが立てかけられていました。
電話をかけに立った時、若い患者さんの彼氏か同僚だったか、
わざわざ顔を出して「どうも〜」と挨拶してきたので、
私も挨拶をとぺこりと頭を下げると、
下から顔を覗き込むようにして見てきたのが、
とても気持ち悪くて逃げるようにしてその場を去りました。
その③に続いちゃいますw。